パックスアメリカーナの終焉

ベネズエラのクーデターは失敗に終わった。首謀者グアイドはチリ大使館に、クーデターに加わった奴らもブラジル大使館と・・・あきませんな。で、グアイドのバックはアメリカなんだけど、そうだな・・・オバマ政権の前のリトルブッシュ政権だったらアメリカ軍を投入して、いやその前にＣＩＡによる非合法政権活動により世論を反政府に導き、現政権をグダグダにしてから、現地の傀儡がク―データーを興し、自由への戦い、自由主義民主主義だと騒いでアメリカ軍介入の口実を作って、１０日もあれば全土制圧で、今頃は世界の大半が新政権を承認　って具合だろうと思うんだけどな。
結局、第二次世界大戦は物量で勝利を得たアメリカを中心とした　パックスアメリカーナという世界の警察的な役割を担ってきたんだが、世界に派出所を作っていりゃ金がいくらあっても足りない。当たり前だ・・・ｗｗｗｗｗｗ！
で、派出所のある国に平和を維持してやるから維持費を負担しろ！って金を強要する。最初はあるいは紛争地域は仕方なく金を払うんだが、警察のおかげで平和期間が長ぐなると警察はいらなくねぇ？　維持費負担の金もったいなくねぇ？　ってなっていくのは必然。
で、アメリカ自体もなんで？俺達って人の国の平和を自分らが軍隊出して犠牲者がでて・・・自分の国は自分で守れよ！ってなれば・・・金がないから、派出所も縮小あるいは撤退。
で、何が起こるかというと、アメリカがいないなら・・・アメリカの野郎！ってことで　ＩＳＩＳは蔓延るし、いろんな内紛が発生。で、ここらへんも軍隊は表の顔で裏には秘密工作のために　ＣＩＡ　が政情安定に寄与していて、もちろん非合法行動もやっていたんだが、これも金もかかるし、なんでおれらが？の感覚もあるし・・・やがて縮小、
金がかかるので、平和を求める、で、いろんなところで妥協・・・おまけに中国ソ連との妥結も行いつつ・・・・オバマ大統領は、金がないのでともかく軍縮して非合法活動も縮小してと・・・・で、世界で紛争が勃発するが、改めて軍派遣はしんどい・・・
軍縮すると軍隊の能力などは落ちる・・・・・アメリカの威光も落ちる・・・・。

トランプは純粋に金がないと・・・経営者だからね・・・
で、今回のク―データも　ＣＩＡの事前工作（ねまわし）も小規模だったんじゃないか？その前に金がないから、現地のエージェントが少なく、情報も少なく、へたすりゃイエスマンばかり集めて、情報も十分に正確に伝わってなかったんでは？。情報分析能力も・・・そりゃ技術の進歩で情報を集める能力が飛躍するけど、分析して最終判断は人間なんだけど、能力が停滞するのは必然・・・・平和すぎて、経験値がない。
結局、失敗。
ベネズエラだけではなく、世界が「アメリカ」はだめだな・・・とそこまでに影響が大きい。

これから、反米運動と紛争が激化しないか・・・不安だよ・・・。