認知が入り始めた姉が、今春、おじーちゃんが死んでもう何年になるんやった?などと言って背筋に寒気が走ったが、姉の頭の中では死んだ者状態になっているんだが、おいらの頭の中でも死んだことになっているような感覚になってきているのは、間違いない。
妻も、すっかり忘れているみたいだし、長男も含めみんなそうなっている(笑)
つまり、それだけ家族はじじいによってえらい目にあわされてきたので、早く逝けと思ってきた心理状態だったので、今の家族水入らずの生活に慣れ、じじいなどすでに死んでいると心の中で念じているからだろう。
病院から死んだとの連絡があっても、きっと、え?まだいきてました?あれ?もう死んだんじゃなかった?と言ってしまう。
早死には惜しまれ、長生きは疎まれる。
そういうことだから、無理に長生きしちゃいけない、させてもいけない。
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