昨夕 板前のT君夫妻がやって来た。別れの挨拶という。
3月末で契約更新せず、いや、更新しないと言われたので職場を離れるという。いろいろと理由はあるようだが、世話になったと、わざわざ挨拶にきた。俺には理不尽としか言いようがないが、本人が了解したとのことで、言葉を続けられなかった。
新しい職場で頑張って欲しい。彼の力量なら大丈夫。ほんとうに頑張って欲しい。彼にはいろいろ助けられた。でも、最後に彼を助けることが出来なかった。申し訳ない。
君がゆく 新たな宿は 知らねども 噂のまにまに あとはたづねむ 骨折豚人(ほねおれのぶたひと)
原典 古今和歌集: 君がゆく 越の白山 知らねども 雪のまにまに あとはたづねむ 藤原兼輔
今、世間では、いろんな理由を付けてどんどんリストラをする。正規職員からパート職員への転換やセクションの独立という一見見栄えがいいことをさせておいて、実は組織のリストラであり節税対策などをやっている。「人」を使い捨ての「物」としか見ない。物には感情がいらない。俺みたいな昭和生まれは、義理と人情の世界で生きてきた。今のドライな風潮には合わない。日本は四季のある風土である。ドライな風土とは違う。故に人もドライでは生きていけない。日本には規律の中に義理と人情で組織を動かすことが必要ではないのか?会社愛、奉仕精神は人として愛されることへの恩返しではないのか?愛のある情のある組織が最後に残るような気がする。
今回のT君の件で思った。・・・・・・私傷長期入院で仕事もしない奴はドライにポイ!ゴキブリポイッポイッ。 50歳超えているし、頭が固くなって変化についていけないし、コンプライアンスがなんぼのもんじゃいって中途半端な抵抗はするし、再手術でまた2月~3月入院しなければならないかもしれないようなおっさんはリストラの対象順位1位だわな。 俺っちみたいな自由気ままな奴は居づらくなってきた。職場のことを考えると息が詰まり、吐き気がする。過敏性大腸症候群にもなる。( ´Д`)=3 フゥ!
そうや、リストラされたら、ブログの名前変えなきゃ。「や・め・た」ってどう?
歌人も「首斬豚人」かな?(笑)。(´;ω;`)
おいおい、そんなことより 仕事探せちゅーの。