いよいよ、手術室です。大きなドアから入り、前室からいくつかの部屋を超え、手術室に到着。どきどき感、不安感、それとは違う、どうするんだろうという興味から来るわくわく感 入り乱れてます。
ストレッチャーから手術台に移動します。スタッフが準備に入ります。みなさん、マスクに帽子でだれがだれかわかりません。いくつかの機器が並んでます。俺は眼鏡をはずしているんでよく見えません。天井には手術室のあの照明があります。まだ、点いてません。部屋は寒いです。
そういえば、私の甥が神戸で看護師をしていて、一時期手術室配属って言っていたけど、こんなんやな って 感心しました。ここにも若い男性看護師がいます。ああ、甥と同じだって見てました。
手術器具の音がします。かちゃかちゃ って。この音が不安感を増幅しますね。この中にメスや鉗子が入っているんですね。心電図や血圧計、酸素監視の機器が体に付けられます。今日は輸血は必要ないと言われています。ですから、血がどぴゅどぴゅ出る手術ではないと思いますが大丈夫でしょうか?
腰椎麻酔で左下半身への麻酔です。「体を横にして」って言われます。背中に冷たいものが・・・。消毒しています。結構どばどばって消毒剤を付けられています。
そして、麻酔注射です。看護師が説明してくれます。「先生は上手だから大丈夫 ちょっと痛いけど・・・。さ、我慢して」って。先生は、腰椎を触りながら、場所を探り、「さ、いくよ。」ちくっ うっ でも、足の痛みに比べれば なんてことないし、数年前、痛風が出て痛い痛い患部(痛風の経験者ならわかりますよね・・・)に直接注射を打たれた経験者なら、何のこれしき って感じです。打つと左足がピックと反応しました。Dr.Nが「成功!」看護師が「流石ですねっ」て、成功したんですね。よかった。
それから仰向けになり手術台に寝ます。今度は、ちんちんに管を入れられます。違和感を感じながら入りました。よかった。おばちゃん看護師でよかった。(どういう心配やねん!)
数分後、麻酔が効いてきました。足に感覚がなくなり始めます。先生が何度も確かめます。触っている感覚はあるけど、骨折の痛みはありません。
オペの開始です。正直どこをどう切るかわかっていないので、なすがままです。看護師がつぶやきます「まな板の上の鯉やね。大丈夫やでね」って。信じてまっせ!Dr.Nそして看護師のみなさんよろしくお願いします。後は、野となれ大和 撫子JAPAN って古!おやじやんけ!
では、「手術その二」に続く。