ちょうど心電図が最後の瞬間に平行になる一歩手前、父と俺と妻と3人でその瞬間に立ち会えた。
担当医が、心電図の確認、瞳孔の確認、静かに・・・午前1時8分です。
父は、そっと額に手をやり、温かいと・・その瞬間、ほんの一瞬、心電図がピッと動いた。70年連れ添った夫の手に最後の命を・・・
かーちゃん ありがとうね・・・・89歳でした。よーく頑張った。倒れて、5月半・・・辛かったろうけど・・・なーんも食べず飲まずで・・・ごめんな。
悲しむ暇ない、誰もそうなんだが、その瞬間喪主になった俺は葬儀社への手配、遺体を運ぶ家のこと、親族への連絡、通夜葬儀の日程・・・友引が土曜日・・・困った、友引を避けると葬儀は25日の日曜日。うーん、困ったが、住職に相談して最終確認はするけど、取り敢えず、近所の先例もあるし土日で通夜葬儀!
葬儀社は夜中でも駆けつけてくる。遺体を家に運んだのが午前2時半。そこから打ち合わせをして、終了が午前5時。妻と父に休むように言って、その後なんやかんや考えて、近所のおっちゃんに葬儀委員長を依頼し(事前に頼んではおいたけど・・・)9時過ぎに住職が到着。で、日程段取りを決めて・・・一日目は、慌ただしく終わってしまった。
しかし、身内の葬儀は幾つかあったけど、祖父祖母がずーっといない家だったので、昭和20年3月の祖父の葬儀以来葬式が出ていない・・・。
なので、なーんも知らない家なので、本当に困ったもんです。しきたりなど、父は知らない(会計担当が主な仕事で、しきたりはあんまり感知していないんだよね・・・)んだよ、意外と。
引出物やあれやこれや・・・葬儀委員長の指示に従い・・・そうでないと、動けませんわ。
はー、やっと落ちついて・・・少し当時の状況が描けるようになりました。
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