12月8日 仏教では成道会(じょうどうえ)という行事が営まれる。これは、お釈迦様が12月1日から座禅を組まれ8日に成道(悟りを開いた)された故事によるもので、成道後に衰弱した体を養うために食べた乳粥に由来する小豆粥を食べる・・・そんなお寺の行事である。
知り合いからぜひ一度お参りにということで、街のとある禅寺におじゃまし、たらふく小豆粥を頂戴した。
もともとは乳粥なんだが、五穀をいれたりとか粥の中身は変わっているそうで、ここら辺は小豆を入れるのが普通らしい。
お寺にあがると若手は50歳代の俺だけで・・・あとはご老人ばかりです。このお寺は住職が常駐していない檀家さんも少ないんだがみんなで盛り上げているような気がしますね・・・。
でもう一つ、俺が食べて腹一杯になるのにみなさんはぺろっと食べている。食用旺盛なんだから皆さん長生きしますわ・・・、ほんまに。
話は変わるが・・・、昨夜俺の父親なんだが、妻が水だき鍋をして鶏肉300g入れておいたそうで、先に父母が食べてその後子供の帰りを待って食べようとしたら・・・肉が全部ない・・・???母親は肉を食べない人なんで・・・父親一人で、91歳の老人が鶏肉一人で300gぺろっと食っていたらしい・・・。その食欲旺盛なのをみてびっくりしたらしい。
そりゃすごいわな・・・、200歳まで生きるんとちゃうかな・・・あー、俺の方がやっぱり早く死ぬな・・・。こりゃ、まいった!
ところで、乳粥をお釈迦様にお供えしたのはスジャータという少女だったと住職に教えてもらったんだが、コーヒーに入れる「スジャータ」は成道会の乳粥に由来していたんだが(webで確認)・・・なんと奥が深い。ちょっと感心してしまいました。
それに、今日は成道に由来する粥をたくさん食べたんで・・・寝ているあいだに悟りを開かれんかな?と思うんだが、ま、座禅を組まずぼーっとしているような奴が悟りを開かれるわけがないんだが・・・。何年かかっても悟れないですよね・・・。妻にいろんなことを悟られないようにするのが、ま、関の山ですわ(^^♪
えっ?全ておみとーし・・・そうですか・・・やっぱり俺は手のひらの上で右往左往している孫悟空みたいなもんですわな・・・そうすると妻がお釈迦様・・・ちゅーか閻魔様・・・その方が一番ぴったりするよね・・・・( ´ー`)フゥー...くわばらくわばら!