病にかかって重くなったら天然抗生物質のイベルメクチンを飲めばいい。本人使用なら個人輸入が出来る事になっている。
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
2021/04/28 10:36
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/
寄稿 調査研究
POINT
■北里大学の大村智博士が発見した抗寄生虫病の特効薬イベルメクチンが、コロナウイルス感染症(COVID-19)に効果あり、との臨床試験が途上国を中心に約80件報告されている。
■米英の多くの医師も「効果あり」として予防・治療に使うよう主張しているが、製薬会社や政府当局には「臨床試験が不十分だ」として、使用を阻止する動きもある。
■治療薬開発とワクチン接種にはまだ時間がかかる。医療経済学の観点からも薬価が安く副作用がほとんどないイベルメクチンを使用するべきとの声は強く、その採否は世界的な議論になっている。
■日本は、イベルメクチンのCOVID-19治療への使用を医師・患者の合意を条件に認めているが、積極的に承認する意向は見えない。率先して薬の効果を確認する取り組みを進めるべきだ。
認定NPO法人・21世紀構想研究会理事長 科学ジャーナリスト 馬場錬成
イベルメクチンとは何か
イベルメクチン(メクチザン)
イベルメクチンとは、北里大学特別栄誉教授の大村智博士が1974年、静岡県・川奈のゴルフ場近くで発見した微生物が生み出す「アベルメクチン」をもとにした化合物(誘導体)である。アメリカの製薬会社のメルク社との共同研究で、もともとは家畜やペットの寄生虫、回虫などの治療薬として1981年に開発された。家畜の寄生虫や皮膚病、イヌのフィラリア症などの特効薬となり、動物抗生物質として、20年以上にわたって売上高世界トップを維持する記録的なヒット薬剤となった。
大型動物に効くのだから人間にも効くだろう、との予測から、イベルメクチンはアフリカ・中南米・中東などの河川流域で蔓延していたオンコセルカ症(河川盲目症)の治療・予防に使えないか、研究開発も進んだ。
ゴルフ場周辺の土壌を採取する大村智博士
河川に生息するブユ(ブヨ、ブト)がヒトを刺した際に、ミクロフィラリア(回旋糸状虫)という線虫をうつし、それが体内で繁殖して失明する人が多数出ていた。この治療に役立てようと、1975年に大村博士がメルク社のウィリアム・キャンベル博士と共同研究を進め、オンコセルカ症や脚のリンパ腺に線虫がはびこって、太いむくみが出るリンパ系フィラリア症(象皮症)の特効薬としてイベルメクチン(薬剤名はメクチザン)を開発した。
世界保健機関(WHO)の研究者は「これまで出てきたどの熱帯病薬剤と比較しても、けた外れに優れた効果を持つ」とイベルメクチンを高く評価し、メルク社と北里大学に協力を求め、1987年から熱帯地方の住民に無償で配布することにした。何よりも年に1回、錠剤を水で飲むだけという簡単な服用法がWHOの評価を高めたポイントだった。
この特効薬が出てきたため、盲目になる人が続出していたオンコセルカ症は急速に減少し、コロンビア、メキシコなどでは、オンコセルカ症を撲滅したと宣言している。その後、ダニによる疥癬症や糞線虫症など重篤な風土病の予防・治療薬になることもわかり、イベルメクチンは世界中に広がった。臨床現場では、副作用がほとんど報告されないことも評価を一層高めた。大村・キャンベル両博士は、この業績を評価され、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
COVID-19の大流行で浮上したイベルメクチン
イベルメクチンは今、新型コロナ(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)で再び世界中の注目を集めている。試験管レベルの研究で、新型コロナウイルスがヒトの細胞内で増殖する際に、ウイルスのたんぱく質の核内移行を妨害し、増殖を抑制することがわかったからだ。
エイズウイルスやデング熱ウイルスの増殖を抑制する実験データも報告され、サルの腎臓由来のVero培養細胞に新型コロナウイルス(CoV-2)を感染させてイベルメクチンを添加したところ、ウイルスの増殖が低下したとの実験結果もある。
WHOは2020年3月11日、COVID-19のパンデミックを宣言し、世界中に厳戒態勢を求めた。しかし、感染が拡大しても有効な治療薬がないことから、中南米・中東諸国を中心に、イベルメクチンをCOVID-19治療に投与する事例が広がった。
最初に臨床試験の結果が発表されたのは、アメリカ・南フロリダの4病院での臨床試験だった。20年6月に発表された試験結果によると、イベルメクチン投与患者173人の死亡率は15.0%で、非投与群107例の25.2%と比べて有意(p=0.03)に優れているというものだった。この論文は査読前だったが、その後審査を受けて20年10月、権威ある学術専門誌「Chest」に掲載されている(注1)。
20年3月、アメリカバージニア州のイースタンバージニア医科大学の呼吸器・重症患者治療主任のポール・E・マリク教授がリーダーとなって、新型コロナに関する医師連盟であるFLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)が設立された。FLCCCは、世界で広がっているイベルメクチンの臨床試験の報告をいち早く評価して、自分たちのプロトコルにイベルメクチンを取り入れ、他のグループの臨床試験を集約して評価をはじめた。
その結果は20年10月31日、「イベルメクチンはCovid-19パンデミックに対する世界的な解決策となる可能性を秘めている」とのタイトルで、約30報の論文を精査した結果として世界に向けて発信された。
その評価内容は、以下のような衝撃的なものだった。
1、新型コロナウイルスの複製を阻害し、感染した細胞培養において48時間でほぼすべてのウイルス物質を消失させる。
2、感染した患者の家族間のCOVID-19の感染と発症を防ぐ。
3、軽度から中等度の疾患でも、発症後早期に治療することで回復を早め、悪化を防ぐ。
4、入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)への入室や死亡を回避する。
5、国民全体に配布・使用されている地域では、症例死亡率の顕著な低下をもたらす。
「効果あり」の臨床試験データ相次ぐ
この発表を受けて、多くの国で臨床試験の取り組みを広げた。その後もFLCCCは、イベルメクチンの臨床試験の結果を集約して精査する活動を広げ、リアルタイムでその結果をインターネットを通じて発信している。精査の結果はどれも、イベルメクチンがCOVID-19治療と予防に効果があることを示している。
FLCCCのコリー会長。アメリカ議会上院委員会でイベルメクチンの効果を証言した
20年12月8日、アメリカ上院国土安全保障委員会に呼ばれたFLCCCのピエール・コリー会長(前ウィスコンシン大学医学部准教授)は、精査した臨床試験結果を根拠に、イベルメクチンはCOVID-19の初期症状から重症に移行する進行を防ぎ、重症患者の回復を助け死亡率を低下させるデータを示していると主張し、米政府に対しイベルメクチンに関する医学的証拠を迅速に検討するように求めた(注2)。
イギリスの医学統計を専門とするコンサルタント会社に所属し、WHOのデータ解析のコンサルテーションも務めているテレサ・ローリエ博士らは、FLCCCが公開したイベルメクチンの臨床試験データのうち、分析に耐えうる15件について詳しく分析(メタ分析)した。その結果、死亡率、症状改善、症状悪化、回復に要した期間、PCR陰性化までの期間、入院期間、ICU入室または人工呼吸器装着の必要性、重篤な副作用など、解析したすべての項目で、イベルメクチン群が優れていた、と発表した。ローリエ博士らはWHOに対し、世界に向けて「イベルメクチンはCOVID-19の治療・予防に効果がある」と勧告するよう要請している。
イベルメクチンは数百人の研究者グループが世界中で臨床試験を続けており、全世界で発表された試験データは20年11月から詳しく分析されている。4月16日現在では52件の臨床試験データが分析され、実にその98%にあたる51件がイベルメクチンを肯定的に評価できる結果だった。その内訳をみると、早期治療では81%の効果があり、予防的使用では84%が改善を示した。死亡率は早期治療では76%も低くなることが推測できたという。
また、27件の無作為比較試験(RCT)でも、96%がイベルメクチンを肯定的に報告し、65%の症状が改善したとしている(注3)。
テレサ・ローリエ博士らの分析結果を紹介したサイト。日本をイベルメクチンが使用できる国として紹介している
さらにイギリスのアンドリュー・ヒル博士らは、ユニセフ(国連児童基金)の一部門であるUNITAID(ユニットエイド=国際医薬品購入ファシリティー)の「イベルメクチンプロジェクトチーム」として、独自に18件のイベルメクチンの臨床試験の分析を行い、次のように発表した。
ウイルスの除去は投与量および投与期間に依存しており、イベルメクチンは対照群と比較して入院期間を有意に短縮した。
中等度・重度の感染症を対象とした六つのRCTでは、イベルメクチン投与群では14人(2.1%)の死亡、対照群では57人(9.5%)の死亡が認められ、死亡率が75%減少した(p=0.0002)。また臨床的に良好な回復を示しており、入院期間も短縮された(注4)。
これまでアメリカ、イギリス、日本の北里大学から発信・報告されたイベルメクチンに関する臨床試験分析結果はその有効性を示しており、これを信じる人々からは、SNSなどで治療や予防に使用するように呼び掛けるメッセージが出るようになってきた。
日本のテレビ、週刊誌などのメディアでも日本発のイベルメクチンをCOVID-19治療に使うべきとの主張が目立つようになってきた。国民からも期待する声が上がり、ネット通販などでもイベルメクチンを求める動きが広がっている。
イベルメクチン否定論文の登場
一方で、効果がないとする試験結果も出ている。3月4日、アメリカの権威ある学術誌JAMA(The Journal of the American Medical Association)に、コロンビアの研究者による「COVID-19治療にイベルメクチンを投与しても効果はない」とする臨床試験結果が掲載された。4月5日には朝日新聞の言論サイト「論座」に「日本のイベルメクチン狂騒曲に見る危険性」という船戸真史医師の論説が掲載された。船戸氏はこのなかで「世界四大医学雑誌の一角をなす米国医学界雑誌(JAMA)にイベルメクチンの効果に対する否定的な論文も投稿され、現状は益々不確かになっている」と主張している(注5)。
だが、この論文をアメリカの研究者らと学術的に精査した北里大学の八木澤守正客員教授は、詳細に論文を分析した結果、学術的に不完全、不十分な内容があったとする論考を発表した(注6)。
JAMAに掲載された論文に対する公開質問状を掲載したサイト
この問題は研究者がJAMAに抗議の手紙を送る騒ぎになっており、米国の医学会に所属する128人(4月18日現在)の医師が、連名で「米国の医師による公開書簡:JAMAイベルメクチン研究は致命的な欠陥がある」とする書簡を公開している。書簡には日々新たな署名が加わっており、「試験結果を歪曲して結論付けた論文を掲載した」として、JAMAに対する批判も高まっている(注7)。
アメリカ当局とWHOは消極的対応
肯定的な臨床試験結果が次々と発表され、このまま放置してはまずいと考えたのか、アメリカの国立衛生研究所(NIH)も2021年1月になって、「抗寄生虫薬として適応されているイベルメクチンを医師の判断でCOVID-19の治療に使用できる」との方針を表明した。それまでイベルメクチンに否定的だったNIHが、肯定に一歩近づいたといえるが、NIHはCOVID-19への効果について、科学的証拠はまだ不十分としている。
一方、WHOは3月31日に、イベルメクチンのこれまでの臨床試験結果からみた致死率や入院、体内からのウイルス除去にもたらす効果については「証拠が非常に不確実」だと指摘し、治験以外では「症状の内容や期間にかかわらず、いかなる患者にも使用すべきではない」との声明を発表した。
早くからイベルメクチンの使用を認めた日本政府
では、日本政府はイベルメクチンのCOVID-19への効果をどう受けとめているのだろうか。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が2020年5月18日に各都道府県、保健所設置市、特別区の各衛生主管部(局)に出した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き(第2版)」のなかで、「適切な手続きを行ったうえで、イベルメクチンのCOVID-19への適応外使用を認める」旨を明記している。疥癬や糞線虫症の薬として認めていたイベルメクチンを、適応外であるCOVID-19に使ってもかまわないとする通達はすでに出ているのだ。「診療の手引き」には、「米国の観察研究において、イベルメクチン投与により死亡率が低下する可能性を示唆する結果が報告されている」という記載もある。
医師がこれに従ってCOVID-19の治療薬としてイベルメクチンを処方するのは、国も認めた正当な医療行為だ。だが、それが前述の論文のように「狂騒曲に見る危険性」などと批判されてしまうと、医師としては使いにくくなる。効果に期待し、治療薬を待つ国民も、冷や水を浴びせられた格好になった。
国会でも首相と大臣が推進する発言
菅首相も国会でイベルメクチンの利用推進に努力すると答弁した菅首相。後列右から2人目は田村厚生労働相(2月17日、衆院予算委)
2021年2月17日の衆院予算委員会で、立憲民主党の中島克仁議員はイベルメクチンについて、「国として早期にCOVID-19の治療薬として承認できるように治験に最大限のバックアップをすべきだ」と提案した。これに対して田村厚生労働相は、「適応外使用では今でも使用できる。医療機関で服用して自宅待機するという使用法もある」と答弁した。菅首相も「日本にとって極めて重要な医薬品であると思っているので、最大限努力する」と、積極的に取り組むともとれる発言をした。
厚労省は20年5月という早い時期にイベルメクチンのCOVID-19治療への適応外使用を認めており、その後も世界でイベルメクチンの効果を認める臨床試験結果が次々に出ている。北里大・八木澤客員教授の調べでは、これまで約80件の臨床試験が世界で発表されているが、そのうちイベルメクチン否定論文は2件にとどまっている。2件のうちの1件が、試験方法がでたらめだったと糾弾されているJAMA掲載の論文である。
医師主導の臨床試験の限界
現在、国内のイベルメクチン臨床試験は、北里大学が医師主導で取り組んでいるだけだ。その北里大の臨床試験も、資金不足と被験者の患者不足で、順調に進んでいるとはいえない。多くの資金と被験者を必要とする臨床試験を早急に行うことができるのは、巨額の開発費を投じた新薬を世に出そうとする大手製薬会社だけ、というのが現実で、北里大のように医師主導で臨床試験を行うのは「無謀」と言う製薬関係者もいる。
イベルメクチンはとうに特許が切れ、ジェネリック薬剤がインド、中国などで大量に製造されている。最初に開発したメルク社は、イベルメクチンをCOVID-19の治療薬として適応するための臨床試験をやる気はなく、イベルメクチンとは別のCOVID-19の新薬開発に取り組んでいる。開発中の薬剤は、4月下旬には最終的な臨床試験に取り組み、9月ごろには承認申請を行う予定と報道されている。
わざわざ新薬を開発するのは、特許権のなくなったイベルメクチンをいまさらCOVID-19の治療薬として適応を取り付けても、経済的なうまみは何もないという側面もあるのではないか。体重70キロの患者の治療に必要なイベルメクチン(日本では「ストロメクトール」)の薬価は、日本では約3500円だが、世界的な相場は数百円といわれる。メルク社にとって、イベルメクチンは、もはや利益のない薬剤なのだ。
アメリカでメルク社が、イベルメクチンによるCOVID-19治療に否定的なのも、こうした事情と無関係ではないだろう。新たな特効薬が世に出るまで、イベルメクチンは「効果なし」であってほしいとの思惑があるのでは、と疑う声すらある。
国主導で世界に先駆けて評価を下せ
これまで述べてきたような話は、多くの研究者や医療関係者の間で語られており、決して筆者の勘ぐりではない。人道とはかけ離れた医療算術でイベルメクチンの効果が過小評価されているとすれば、パンデミックと闘う有効な武器を不当に封じられていることになるのではないか。世界の多くの医師・研究者も同じ思いではないかと推測している。筆者はこれまで、FLCCCなどから発信されたイベルメクチンの臨床試験論文を30報以上目を通しているが、イベルメクチンがCOVID-19治療に全く効かない、ということはあり得ないと確信している。
残る課題は、イベルメクチンをCOVID-19に適応する薬剤として、薬価を定めて公式に認めるかどうかだけだ。COVID-19の終息はいまだに見えず、日本では変異株による第4波の感染が急拡大している。こうした緊急時に大規模な臨床試験に取り組むのは、時間がかかり過ぎ、もはや現実的ではない。だが、これまで世界各国で行われている臨床試験の成績を適切に評価し、肯定的な姿勢で「特例承認」を行うという方法がある。
イベルメクチンの効果を否定する論文が出ているわけではない。肯定する論文をなぜ「不十分だ」として否定する方向に誘導するのか。「最大限努力する」というなら、菅首相は世界に先駆けてイベルメクチンの評価を下し、この論争に決着をつける決断と実行をすべきではないか。
いまインドで、COVID-19感染症が急増してきた。インドの中心的な医療組織であるAIIMS(All India Institute of Medical Science)は、在宅の軽症患者に対して「体重1キロ・グラムあたり1日0.2ミリ・グラムのイベルメクチンを3~5日間投与することを推奨する」との治療指針を発表した。インド政府は、まだイベルメクチンを治療薬として承認していないが、インドで最も人口が多いウッタル・プラデーシュ州(Uttar Pradesh)では、州政府の承認を得てイベルメクチンがCOVID-19の治療に使用されている。
ワクチン接種が世界で最も遅い国のひとつとされ、流行の第4波が現実となった現状に、国民はいらだっている。イベルメクチンを適応外薬剤として早くから認め、「日本にとって極めて重要な医薬品」(菅首相)なら、その評価で世界を先導すべきだ。米英など先進国が認めるまで手をこまねき、後追いで認めるような愚策を見せてはならない。
(注1)記載論文:74-1_1-43.pdf(wdc-jp.com)
(注2)https://vimeo.com/490351508
(注3)Ivermectin is effective for COVID-19:real-time meta analysis of 51 studies (ivmmeta.com)
(注4)https://assets.researchsquare.com/files/rs-148845/v1_stamped.pdf
(注5)日本のイベルメクチン狂騒曲に見る危険性-船戸真史―論座-朝日新聞社の言論サイト(asahi.com)
(注6)「米国医学会誌に掲載されたコロンビアのCOVID-19に対するイベルメクチンの効果に関する論文に対する一考察」jama_20210408.pdf(kitasato-infection-control.info)
(注7)https://jamaletter.com
プロフィル
馬場 錬成氏( ばば・れんせい )
1940年生まれ。読売新聞社社会部、科学部、解説部を経て論説委員。退社後は東京理科大学知財専門職大学院教授、早稲田大学客員教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所客員研究官、内閣府総合科学技術会議委員などを歴任。現在、認定NPO法人・21世紀構想研究会理事長。「大丈夫か 日本のもの作り」(プレジデント社)、「大丈夫か 日本の特許戦略」(同)、「ノーベル賞の100年」(中公新書)、「大村智 2億人を病魔から守った化学者」(中央公論新社)、「知財立国が危ない」(共著:日本経済新聞出版社)ほか著書多数。
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/
救世主になるか、イベルメクチン!!
新型コロナウイルスの特効薬として、抗インフルエンザウイルス剤のアビガン、エボラ出血熱の治療薬のレムデシビルが近々国内承認されそうです。そのような中、密かに、注目されているのが、北里大学の大村智特別名誉教授が開発したイベルメクチンです。人だけでなく、牛・豚・犬など動物にも欠かせない駆虫薬です。
米国の新型コロナウイルスの研究施設で、重症化した患者にも効果があった、またはイベルメクチンを投与されていない患者さんより約6分の1死亡率が低下したと報告されており、日本でも医師主導の治験に向け動き出しています。
イベルメクチンは、熱帯地域など問題となる河川盲目症(オンコセルカ症)などの寄生虫だけでなく新型コロナウイルスからも人を救済してくれるかもしれません。
今回の研究報告で、イベルメクチンは、新型コロナウイルスに対して平均150㎍/kgの1回投与のみで効果を示したと言われています。
養豚農家さんが良く使用しているイベルメクチン0.6%飼料添加剤100g中には600,000μgのイベルメクチンが含まれており、体重60kgの人を66人救えるかもしれないのです。(動物薬なので、そのまま人体には使用できませんが) 吉報が届くのを心待ちにしましょう。
さて、そのイベルメクチンを用いて家畜の駆虫をされてる方は多いと思います。春の駆虫は終わりましたか。今ちょうどその時期でしょうか。
現在、駆虫が当たり前に行われていますが、駆虫薬の登場で家畜の生産性が大きく向上したことに間違いはありません。
改めて、イベルメクチンの効果を最大限に活用するためにも、適正な用法・用量、使用禁止期間を確認してみてください。
【牛】
1.乳牛と和牛では大きさが違います。和牛は系統によって、大きさはかなり違います。適正な量を投薬しているか再確認してください。
2.子牛の衛生プログラムで駆虫を行う方もいらっしゃると思います。メカニズムはわかっていませんが、子牛で鉄剤とイベルメクチンを同日に接種すると、死亡した報告がありますので、子牛での同日接種はやめてください。
<効果がある寄生虫>
内部寄生虫:乳頭糞線虫、牛肺虫、オステルターグ胃虫、牛腸結節虫、 クーペリア、毛様線虫。
外部寄生虫:疥癬、シラミ
※シラミへの効能は外皮塗布のみ
<投薬方法>
投与方法 使用禁止期間
注射 40日(搾乳牛を除く)
外皮塗布 37日(搾乳牛を除く)
【豚】
1.多産系母豚を飼育している方が多いと思いますが、多産系母豚は今までの豚に比べ大型化しています。適正な量を投薬しているか再確認してください。
2.近年、出生子豚の豚痘の発生事例を耳にすることがあります。ブタジラミが豚痘を媒介すると言われています。母豚の適正な用量・用法による駆虫が大切になります。
3.シラミの卵は殺しません、孵化までに最大3週間を要するため、孵化したブタジラミが認められえる場合は、再投与が必要です。
<効果がある寄生虫>
内部寄生虫:豚回虫、腸結節虫、豚糞線虫
外部寄生虫:疥癬、シラミ
<投薬方法>
投与方法 使用禁止期間
注射 35日
飼料添加 7日
https://www.shokukanken.com/column/stock/002307.html
汚輪はDSの祭典!便器競技場
病床セレモニーとか不健康過ぎてスポーツの趣旨と相反し過ぎて狂い過ぎ、
9 masking
最近、スイスのセルンのあるレマン湖の底にCI絵の本拠地があることが暴露されたようですね。古くからドルイド十字軍の末裔のスイス兵が、バチカン市国の傭兵だということは、更に繋がり、もし東京オリンピックが開催されるとしたら、その開催式や閉会式に日本のDS・RIが何らかのメッセージを大衆に誇示するのでしょう。その東京オリンピックの警備に当たるのが椅子ラエルのマグナB**社(日本中の原子炉建屋のセキュリティを担当している)だという危険性も孕んでいるし。
#オリンピックセレモニー #オリンピックセレモニー未来 #ビルゲイツ夫妻
オリンピックセレモニーは未来計画書
2021/05/17
https://www.youtube.com/watch?v=T5TFFUpZ3xM
ナティの考察牧場
村串正治
🐯さん、下げを主張するなら、代わりに代案出して欲しいです。動画主に言っても意味ないなら、竹下先生に伝えて欲しい。代わりにプーチンに付けとか、宇宙人を信じろとか、創造主の救いを待てとか、何かしらの代案はあるでしょう。
それとも、DSの強大な力には抗えないなら、そうならそうと言って欲しい。まあ、私は死ぬ気も奴隷になる気もないから、抗いますけどね。
ケケ中へーぞー 閻魔の遣い
そりゃそーだ、当たり前のこと。指加えて誰かが日本を世界を良くしてくれるわけじゃねえ。よくトランプはんにも他人にも頑張れ頑張れ言う人とかいてっけど、お前が頑張れって話。
COCO CO
やっぱ中戦争を起こす為に売電にしたんだなー
史黄 siou
サイキッカーが金髪の裏切り者がいると言ったので
トランプ周辺で探していたら、本人だったって事。
8000万人を置き去りにした時点で決定しました。
アメリカ🇺🇸8000万人がどれだけ傷ついているか‼️
だうのうそつ
其れが日本国の損切りを虎が警告してるのだが?日本人がやらなきゃどうなるのか対比してみなよ。
日本人を、消して自立で立つ事を抑える為に反虎を流し始めバビロニア借財価値温存と創造を持つから反虎は裏切り者で日本人は虎を利用して動いても構わない事を隠すのが、バビロニア借財価値温存価値利権宗教借財の得意技
東イルミナの離反情報其の物、東洋医学宗教には東イルミナが入り込んでいるのは大元と韓鶴子ホリエから明白。
だうのうそつ
気付かない奴はこれを
KAZUYA
上念司
百田
与国
林
朝堂院
藤原(まだ尾を出さないが)
佐倉潤(コレこそ草加)
三橋らこれらは救世主の条件はバビロニア貨幣創造と負債を日本は払うべきでは無くが?バビロニア借財のロスチャイルドは批判するが排除はしないダブルスタンダード。
バビロニア借財に訴追したら米国愛国の800万人を保護を出来るが、大半のバビロニア価値創造借財支持者には皆損害で日本の検閲しゃやカルトの日本国資産運営は飛び、半島もユーロも中もアメリカ大陸もね、だからこれを最後に表明する、虎は裏切り者と
上念司やKAZUYA
米国弁護士ケントの様に、東洋医学チャクラなら
その辺は理解出来ないとか?変な人だよね?もしかして師匠が東か?
『アライアンス(地球同盟)は(2021年)1月20日に、トランプ大統領が再選されると信じていたのだと思います。
ところが不思議なことに、当のトランプ大統領が戒厳令を敷くでもなく、バイデンに勝利を譲ったかに見える行動を取ったのです。
一部の愛国者たちが、トランプ大統領は裏切り者と断じて非難したのも無理はありません。
~
なぜなら私たちが私たちの救済者なのですから”(コーリー・グッド氏がそう)言っています。
~
トランプ大統領を救世主だと思う人は、考えを改めた方が良い。
なぜなら私たちが私たちの救済者なのですから』と、
~
私たちの多くにとって、
(今が)情報の空白期間になっている。事は判っています。
そして起こるべきことの多くが起きていないことに
大いにがっかりしていることでしょう。
アライアンス(地球同盟)は挫折に苦しみました。
それが事実です。
~
私達がそのプロレスに貢献する必要があります。
~
トランプ大統領を救世主だと思う人は考えを改めた方が良い その理由とは
2021/05/28
https://www.youtube.com/watch?v=AQxNVDzaxAs
ニュースKスタジオ
【イベルメクチン】
私が購入したイベルメクチンはこちらです。
https://mttag.com/s/mmK3K2StFgQ
【ヒドロキシクロロキン】
「イベルメクチン」と「ヒドロキシクロロキン」をセットで購入される方もおられるようです。詳しくは取扱店でご確認ください。
https://mttag.com/s/EGaIV69GEYA
米政府大⭕️でガン消滅認める‼️エルビスは薬⭕️捜査官‼️大規模接種キャンセル‼️タイガー作戦中‼️😺😵
2021/06/03
https://www.youtube.com/watch?v=6ZhTOQ1Nr7E
ピコ次郎
イベルメクチンはコロナ治療に有効か無効か 世界的論争の決着に日本は率先して取り組め
2021/04/28 10:36
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/
寄稿 調査研究
POINT
■北里大学の大村智博士が発見した抗寄生虫病の特効薬イベルメクチンが、コロナウイルス感染症(COVID-19)に効果あり、との臨床試験が途上国を中心に約80件報告されている。
■米英の多くの医師も「効果あり」として予防・治療に使うよう主張しているが、製薬会社や政府当局には「臨床試験が不十分だ」として、使用を阻止する動きもある。
■治療薬開発とワクチン接種にはまだ時間がかかる。医療経済学の観点からも薬価が安く副作用がほとんどないイベルメクチンを使用するべきとの声は強く、その採否は世界的な議論になっている。
■日本は、イベルメクチンのCOVID-19治療への使用を医師・患者の合意を条件に認めているが、積極的に承認する意向は見えない。率先して薬の効果を確認する取り組みを進めるべきだ。
認定NPO法人・21世紀構想研究会理事長 科学ジャーナリスト 馬場錬成
イベルメクチンとは何か
イベルメクチン(メクチザン)
イベルメクチンとは、北里大学特別栄誉教授の大村智博士が1974年、静岡県・川奈のゴルフ場近くで発見した微生物が生み出す「アベルメクチン」をもとにした化合物(誘導体)である。アメリカの製薬会社のメルク社との共同研究で、もともとは家畜やペットの寄生虫、回虫などの治療薬として1981年に開発された。家畜の寄生虫や皮膚病、イヌのフィラリア症などの特効薬となり、動物抗生物質として、20年以上にわたって売上高世界トップを維持する記録的なヒット薬剤となった。
大型動物に効くのだから人間にも効くだろう、との予測から、イベルメクチンはアフリカ・中南米・中東などの河川流域で蔓延していたオンコセルカ症(河川盲目症)の治療・予防に使えないか、研究開発も進んだ。
ゴルフ場周辺の土壌を採取する大村智博士
河川に生息するブユ(ブヨ、ブト)がヒトを刺した際に、ミクロフィラリア(回旋糸状虫)という線虫をうつし、それが体内で繁殖して失明する人が多数出ていた。この治療に役立てようと、1975年に大村博士がメルク社のウィリアム・キャンベル博士と共同研究を進め、オンコセルカ症や脚のリンパ腺に線虫がはびこって、太いむくみが出るリンパ系フィラリア症(象皮症)の特効薬としてイベルメクチン(薬剤名はメクチザン)を開発した。
世界保健機関(WHO)の研究者は「これまで出てきたどの熱帯病薬剤と比較しても、けた外れに優れた効果を持つ」とイベルメクチンを高く評価し、メルク社と北里大学に協力を求め、1987年から熱帯地方の住民に無償で配布することにした。何よりも年に1回、錠剤を水で飲むだけという簡単な服用法がWHOの評価を高めたポイントだった。
この特効薬が出てきたため、盲目になる人が続出していたオンコセルカ症は急速に減少し、コロンビア、メキシコなどでは、オンコセルカ症を撲滅したと宣言している。その後、ダニによる疥癬症や糞線虫症など重篤な風土病の予防・治療薬になることもわかり、イベルメクチンは世界中に広がった。臨床現場では、副作用がほとんど報告されないことも評価を一層高めた。大村・キャンベル両博士は、この業績を評価され、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した。
COVID-19の大流行で浮上したイベルメクチン
イベルメクチンは今、新型コロナ(COVID-19)のパンデミック(世界的大流行)で再び世界中の注目を集めている。試験管レベルの研究で、新型コロナウイルスがヒトの細胞内で増殖する際に、ウイルスのたんぱく質の核内移行を妨害し、増殖を抑制することがわかったからだ。
エイズウイルスやデング熱ウイルスの増殖を抑制する実験データも報告され、サルの腎臓由来のVero培養細胞に新型コロナウイルス(CoV-2)を感染させてイベルメクチンを添加したところ、ウイルスの増殖が低下したとの実験結果もある。
WHOは2020年3月11日、COVID-19のパンデミックを宣言し、世界中に厳戒態勢を求めた。しかし、感染が拡大しても有効な治療薬がないことから、中南米・中東諸国を中心に、イベルメクチンをCOVID-19治療に投与する事例が広がった。
最初に臨床試験の結果が発表されたのは、アメリカ・南フロリダの4病院での臨床試験だった。20年6月に発表された試験結果によると、イベルメクチン投与患者173人の死亡率は15.0%で、非投与群107例の25.2%と比べて有意(p=0.03)に優れているというものだった。この論文は査読前だったが、その後審査を受けて20年10月、権威ある学術専門誌「Chest」に掲載されている(注1)。
20年3月、アメリカバージニア州のイースタンバージニア医科大学の呼吸器・重症患者治療主任のポール・E・マリク教授がリーダーとなって、新型コロナに関する医師連盟であるFLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)が設立された。FLCCCは、世界で広がっているイベルメクチンの臨床試験の報告をいち早く評価して、自分たちのプロトコルにイベルメクチンを取り入れ、他のグループの臨床試験を集約して評価をはじめた。
その結果は20年10月31日、「イベルメクチンはCovid-19パンデミックに対する世界的な解決策となる可能性を秘めている」とのタイトルで、約30報の論文を精査した結果として世界に向けて発信された。
その評価内容は、以下のような衝撃的なものだった。
1、新型コロナウイルスの複製を阻害し、感染した細胞培養において48時間でほぼすべてのウイルス物質を消失させる。
2、感染した患者の家族間のCOVID-19の感染と発症を防ぐ。
3、軽度から中等度の疾患でも、発症後早期に治療することで回復を早め、悪化を防ぐ。
4、入院患者の回復を早め、集中治療室(ICU)への入室や死亡を回避する。
5、国民全体に配布・使用されている地域では、症例死亡率の顕著な低下をもたらす。
「効果あり」の臨床試験データ相次ぐ
この発表を受けて、多くの国で臨床試験の取り組みを広げた。その後もFLCCCは、イベルメクチンの臨床試験の結果を集約して精査する活動を広げ、リアルタイムでその結果をインターネットを通じて発信している。精査の結果はどれも、イベルメクチンがCOVID-19治療と予防に効果があることを示している。
FLCCCのコリー会長。アメリカ議会上院委員会でイベルメクチンの効果を証言した
20年12月8日、アメリカ上院国土安全保障委員会に呼ばれたFLCCCのピエール・コリー会長(前ウィスコンシン大学医学部准教授)は、精査した臨床試験結果を根拠に、イベルメクチンはCOVID-19の初期症状から重症に移行する進行を防ぎ、重症患者の回復を助け死亡率を低下させるデータを示していると主張し、米政府に対しイベルメクチンに関する医学的証拠を迅速に検討するように求めた(注2)。
イギリスの医学統計を専門とするコンサルタント会社に所属し、WHOのデータ解析のコンサルテーションも務めているテレサ・ローリエ博士らは、FLCCCが公開したイベルメクチンの臨床試験データのうち、分析に耐えうる15件について詳しく分析(メタ分析)した。その結果、死亡率、症状改善、症状悪化、回復に要した期間、PCR陰性化までの期間、入院期間、ICU入室または人工呼吸器装着の必要性、重篤な副作用など、解析したすべての項目で、イベルメクチン群が優れていた、と発表した。ローリエ博士らはWHOに対し、世界に向けて「イベルメクチンはCOVID-19の治療・予防に効果がある」と勧告するよう要請している。
イベルメクチンは数百人の研究者グループが世界中で臨床試験を続けており、全世界で発表された試験データは20年11月から詳しく分析されている。4月16日現在では52件の臨床試験データが分析され、実にその98%にあたる51件がイベルメクチンを肯定的に評価できる結果だった。その内訳をみると、早期治療では81%の効果があり、予防的使用では84%が改善を示した。死亡率は早期治療では76%も低くなることが推測できたという。
また、27件の無作為比較試験(RCT)でも、96%がイベルメクチンを肯定的に報告し、65%の症状が改善したとしている(注3)。
テレサ・ローリエ博士らの分析結果を紹介したサイト。日本をイベルメクチンが使用できる国として紹介している
さらにイギリスのアンドリュー・ヒル博士らは、ユニセフ(国連児童基金)の一部門であるUNITAID(ユニットエイド=国際医薬品購入ファシリティー)の「イベルメクチンプロジェクトチーム」として、独自に18件のイベルメクチンの臨床試験の分析を行い、次のように発表した。
ウイルスの除去は投与量および投与期間に依存しており、イベルメクチンは対照群と比較して入院期間を有意に短縮した。
中等度・重度の感染症を対象とした六つのRCTでは、イベルメクチン投与群では14人(2.1%)の死亡、対照群では57人(9.5%)の死亡が認められ、死亡率が75%減少した(p=0.0002)。また臨床的に良好な回復を示しており、入院期間も短縮された(注4)。
これまでアメリカ、イギリス、日本の北里大学から発信・報告されたイベルメクチンに関する臨床試験分析結果はその有効性を示しており、これを信じる人々からは、SNSなどで治療や予防に使用するように呼び掛けるメッセージが出るようになってきた。
日本のテレビ、週刊誌などのメディアでも日本発のイベルメクチンをCOVID-19治療に使うべきとの主張が目立つようになってきた。国民からも期待する声が上がり、ネット通販などでもイベルメクチンを求める動きが広がっている。
イベルメクチン否定論文の登場
一方で、効果がないとする試験結果も出ている。3月4日、アメリカの権威ある学術誌JAMA(The Journal of the American Medical Association)に、コロンビアの研究者による「COVID-19治療にイベルメクチンを投与しても効果はない」とする臨床試験結果が掲載された。4月5日には朝日新聞の言論サイト「論座」に「日本のイベルメクチン狂騒曲に見る危険性」という船戸真史医師の論説が掲載された。船戸氏はこのなかで「世界四大医学雑誌の一角をなす米国医学界雑誌(JAMA)にイベルメクチンの効果に対する否定的な論文も投稿され、現状は益々不確かになっている」と主張している(注5)。
だが、この論文をアメリカの研究者らと学術的に精査した北里大学の八木澤守正客員教授は、詳細に論文を分析した結果、学術的に不完全、不十分な内容があったとする論考を発表した(注6)。
JAMAに掲載された論文に対する公開質問状を掲載したサイト
この問題は研究者がJAMAに抗議の手紙を送る騒ぎになっており、米国の医学会に所属する128人(4月18日現在)の医師が、連名で「米国の医師による公開書簡:JAMAイベルメクチン研究は致命的な欠陥がある」とする書簡を公開している。書簡には日々新たな署名が加わっており、「試験結果を歪曲して結論付けた論文を掲載した」として、JAMAに対する批判も高まっている(注7)。
アメリカ当局とWHOは消極的対応
肯定的な臨床試験結果が次々と発表され、このまま放置してはまずいと考えたのか、アメリカの国立衛生研究所(NIH)も2021年1月になって、「抗寄生虫薬として適応されているイベルメクチンを医師の判断でCOVID-19の治療に使用できる」との方針を表明した。それまでイベルメクチンに否定的だったNIHが、肯定に一歩近づいたといえるが、NIHはCOVID-19への効果について、科学的証拠はまだ不十分としている。
一方、WHOは3月31日に、イベルメクチンのこれまでの臨床試験結果からみた致死率や入院、体内からのウイルス除去にもたらす効果については「証拠が非常に不確実」だと指摘し、治験以外では「症状の内容や期間にかかわらず、いかなる患者にも使用すべきではない」との声明を発表した。
早くからイベルメクチンの使用を認めた日本政府
では、日本政府はイベルメクチンのCOVID-19への効果をどう受けとめているのだろうか。
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が2020年5月18日に各都道府県、保健所設置市、特別区の各衛生主管部(局)に出した「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き(第2版)」のなかで、「適切な手続きを行ったうえで、イベルメクチンのCOVID-19への適応外使用を認める」旨を明記している。疥癬や糞線虫症の薬として認めていたイベルメクチンを、適応外であるCOVID-19に使ってもかまわないとする通達はすでに出ているのだ。「診療の手引き」には、「米国の観察研究において、イベルメクチン投与により死亡率が低下する可能性を示唆する結果が報告されている」という記載もある。
医師がこれに従ってCOVID-19の治療薬としてイベルメクチンを処方するのは、国も認めた正当な医療行為だ。だが、それが前述の論文のように「狂騒曲に見る危険性」などと批判されてしまうと、医師としては使いにくくなる。効果に期待し、治療薬を待つ国民も、冷や水を浴びせられた格好になった。
国会でも首相と大臣が推進する発言
菅首相も国会でイベルメクチンの利用推進に努力すると答弁した菅首相。後列右から2人目は田村厚生労働相(2月17日、衆院予算委)
2021年2月17日の衆院予算委員会で、立憲民主党の中島克仁議員はイベルメクチンについて、「国として早期にCOVID-19の治療薬として承認できるように治験に最大限のバックアップをすべきだ」と提案した。これに対して田村厚生労働相は、「適応外使用では今でも使用できる。医療機関で服用して自宅待機するという使用法もある」と答弁した。菅首相も「日本にとって極めて重要な医薬品であると思っているので、最大限努力する」と、積極的に取り組むともとれる発言をした。
厚労省は20年5月という早い時期にイベルメクチンのCOVID-19治療への適応外使用を認めており、その後も世界でイベルメクチンの効果を認める臨床試験結果が次々に出ている。北里大・八木澤客員教授の調べでは、これまで約80件の臨床試験が世界で発表されているが、そのうちイベルメクチン否定論文は2件にとどまっている。2件のうちの1件が、試験方法がでたらめだったと糾弾されているJAMA掲載の論文である。
医師主導の臨床試験の限界
現在、国内のイベルメクチン臨床試験は、北里大学が医師主導で取り組んでいるだけだ。その北里大の臨床試験も、資金不足と被験者の患者不足で、順調に進んでいるとはいえない。多くの資金と被験者を必要とする臨床試験を早急に行うことができるのは、巨額の開発費を投じた新薬を世に出そうとする大手製薬会社だけ、というのが現実で、北里大のように医師主導で臨床試験を行うのは「無謀」と言う製薬関係者もいる。
イベルメクチンはとうに特許が切れ、ジェネリック薬剤がインド、中国などで大量に製造されている。最初に開発したメルク社は、イベルメクチンをCOVID-19の治療薬として適応するための臨床試験をやる気はなく、イベルメクチンとは別のCOVID-19の新薬開発に取り組んでいる。開発中の薬剤は、4月下旬には最終的な臨床試験に取り組み、9月ごろには承認申請を行う予定と報道されている。
わざわざ新薬を開発するのは、特許権のなくなったイベルメクチンをいまさらCOVID-19の治療薬として適応を取り付けても、経済的なうまみは何もないという側面もあるのではないか。体重70キロの患者の治療に必要なイベルメクチン(日本では「ストロメクトール」)の薬価は、日本では約3500円だが、世界的な相場は数百円といわれる。メルク社にとって、イベルメクチンは、もはや利益のない薬剤なのだ。
アメリカでメルク社が、イベルメクチンによるCOVID-19治療に否定的なのも、こうした事情と無関係ではないだろう。新たな特効薬が世に出るまで、イベルメクチンは「効果なし」であってほしいとの思惑があるのでは、と疑う声すらある。
国主導で世界に先駆けて評価を下せ
これまで述べてきたような話は、多くの研究者や医療関係者の間で語られており、決して筆者の勘ぐりではない。人道とはかけ離れた医療算術でイベルメクチンの効果が過小評価されているとすれば、パンデミックと闘う有効な武器を不当に封じられていることになるのではないか。世界の多くの医師・研究者も同じ思いではないかと推測している。筆者はこれまで、FLCCCなどから発信されたイベルメクチンの臨床試験論文を30報以上目を通しているが、イベルメクチンがCOVID-19治療に全く効かない、ということはあり得ないと確信している。
残る課題は、イベルメクチンをCOVID-19に適応する薬剤として、薬価を定めて公式に認めるかどうかだけだ。COVID-19の終息はいまだに見えず、日本では変異株による第4波の感染が急拡大している。こうした緊急時に大規模な臨床試験に取り組むのは、時間がかかり過ぎ、もはや現実的ではない。だが、これまで世界各国で行われている臨床試験の成績を適切に評価し、肯定的な姿勢で「特例承認」を行うという方法がある。
イベルメクチンの効果を否定する論文が出ているわけではない。肯定する論文をなぜ「不十分だ」として否定する方向に誘導するのか。「最大限努力する」というなら、菅首相は世界に先駆けてイベルメクチンの評価を下し、この論争に決着をつける決断と実行をすべきではないか。
いまインドで、COVID-19感染症が急増してきた。インドの中心的な医療組織であるAIIMS(All India Institute of Medical Science)は、在宅の軽症患者に対して「体重1キロ・グラムあたり1日0.2ミリ・グラムのイベルメクチンを3~5日間投与することを推奨する」との治療指針を発表した。インド政府は、まだイベルメクチンを治療薬として承認していないが、インドで最も人口が多いウッタル・プラデーシュ州(Uttar Pradesh)では、州政府の承認を得てイベルメクチンがCOVID-19の治療に使用されている。
ワクチン接種が世界で最も遅い国のひとつとされ、流行の第4波が現実となった現状に、国民はいらだっている。イベルメクチンを適応外薬剤として早くから認め、「日本にとって極めて重要な医薬品」(菅首相)なら、その評価で世界を先導すべきだ。米英など先進国が認めるまで手をこまねき、後追いで認めるような愚策を見せてはならない。
(注1)記載論文:74-1_1-43.pdf(wdc-jp.com)
(注2)https://vimeo.com/490351508
(注3)Ivermectin is effective for COVID-19:real-time meta analysis of 51 studies (ivmmeta.com)
(注4)https://assets.researchsquare.com/files/rs-148845/v1_stamped.pdf
(注5)日本のイベルメクチン狂騒曲に見る危険性-船戸真史―論座-朝日新聞社の言論サイト(asahi.com)
(注6)「米国医学会誌に掲載されたコロンビアのCOVID-19に対するイベルメクチンの効果に関する論文に対する一考察」jama_20210408.pdf(kitasato-infection-control.info)
(注7)https://jamaletter.com
プロフィル
馬場 錬成氏( ばば・れんせい )
1940年生まれ。読売新聞社社会部、科学部、解説部を経て論説委員。退社後は東京理科大学知財専門職大学院教授、早稲田大学客員教授、文部科学省科学技術・学術政策研究所客員研究官、内閣府総合科学技術会議委員などを歴任。現在、認定NPO法人・21世紀構想研究会理事長。「大丈夫か 日本のもの作り」(プレジデント社)、「大丈夫か 日本の特許戦略」(同)、「ノーベル賞の100年」(中公新書)、「大村智 2億人を病魔から守った化学者」(中央公論新社)、「知財立国が危ない」(共著:日本経済新聞出版社)ほか著書多数。
https://www.yomiuri.co.jp/choken/kijironko/cknews/20210427-OYT8T50019/
救世主になるか、イベルメクチン!!
新型コロナウイルスの特効薬として、抗インフルエンザウイルス剤のアビガン、エボラ出血熱の治療薬のレムデシビルが近々国内承認されそうです。そのような中、密かに、注目されているのが、北里大学の大村智特別名誉教授が開発したイベルメクチンです。人だけでなく、牛・豚・犬など動物にも欠かせない駆虫薬です。
米国の新型コロナウイルスの研究施設で、重症化した患者にも効果があった、またはイベルメクチンを投与されていない患者さんより約6分の1死亡率が低下したと報告されており、日本でも医師主導の治験に向け動き出しています。
イベルメクチンは、熱帯地域など問題となる河川盲目症(オンコセルカ症)などの寄生虫だけでなく新型コロナウイルスからも人を救済してくれるかもしれません。
今回の研究報告で、イベルメクチンは、新型コロナウイルスに対して平均150㎍/kgの1回投与のみで効果を示したと言われています。
養豚農家さんが良く使用しているイベルメクチン0.6%飼料添加剤100g中には600,000μgのイベルメクチンが含まれており、体重60kgの人を66人救えるかもしれないのです。(動物薬なので、そのまま人体には使用できませんが) 吉報が届くのを心待ちにしましょう。
さて、そのイベルメクチンを用いて家畜の駆虫をされてる方は多いと思います。春の駆虫は終わりましたか。今ちょうどその時期でしょうか。
現在、駆虫が当たり前に行われていますが、駆虫薬の登場で家畜の生産性が大きく向上したことに間違いはありません。
改めて、イベルメクチンの効果を最大限に活用するためにも、適正な用法・用量、使用禁止期間を確認してみてください。
【牛】
1.乳牛と和牛では大きさが違います。和牛は系統によって、大きさはかなり違います。適正な量を投薬しているか再確認してください。
2.子牛の衛生プログラムで駆虫を行う方もいらっしゃると思います。メカニズムはわかっていませんが、子牛で鉄剤とイベルメクチンを同日に接種すると、死亡した報告がありますので、子牛での同日接種はやめてください。
<効果がある寄生虫>
内部寄生虫:乳頭糞線虫、牛肺虫、オステルターグ胃虫、牛腸結節虫、 クーペリア、毛様線虫。
外部寄生虫:疥癬、シラミ
※シラミへの効能は外皮塗布のみ
<投薬方法>
投与方法 使用禁止期間
注射 40日(搾乳牛を除く)
外皮塗布 37日(搾乳牛を除く)
【豚】
1.多産系母豚を飼育している方が多いと思いますが、多産系母豚は今までの豚に比べ大型化しています。適正な量を投薬しているか再確認してください。
2.近年、出生子豚の豚痘の発生事例を耳にすることがあります。ブタジラミが豚痘を媒介すると言われています。母豚の適正な用量・用法による駆虫が大切になります。
3.シラミの卵は殺しません、孵化までに最大3週間を要するため、孵化したブタジラミが認められえる場合は、再投与が必要です。
<効果がある寄生虫>
内部寄生虫:豚回虫、腸結節虫、豚糞線虫
外部寄生虫:疥癬、シラミ
<投薬方法>
投与方法 使用禁止期間
注射 35日
飼料添加 7日
https://www.shokukanken.com/column/stock/002307.html
汚輪はDSの祭典!便器競技場
病床セレモニーとか不健康過ぎてスポーツの趣旨と相反し過ぎて狂い過ぎ、
9 masking
最近、スイスのセルンのあるレマン湖の底にCI絵の本拠地があることが暴露されたようですね。古くからドルイド十字軍の末裔のスイス兵が、バチカン市国の傭兵だということは、更に繋がり、もし東京オリンピックが開催されるとしたら、その開催式や閉会式に日本のDS・RIが何らかのメッセージを大衆に誇示するのでしょう。その東京オリンピックの警備に当たるのが椅子ラエルのマグナB**社(日本中の原子炉建屋のセキュリティを担当している)だという危険性も孕んでいるし。
#オリンピックセレモニー #オリンピックセレモニー未来 #ビルゲイツ夫妻
オリンピックセレモニーは未来計画書
2021/05/17
https://www.youtube.com/watch?v=T5TFFUpZ3xM
ナティの考察牧場
村串正治
🐯さん、下げを主張するなら、代わりに代案出して欲しいです。動画主に言っても意味ないなら、竹下先生に伝えて欲しい。代わりにプーチンに付けとか、宇宙人を信じろとか、創造主の救いを待てとか、何かしらの代案はあるでしょう。
それとも、DSの強大な力には抗えないなら、そうならそうと言って欲しい。まあ、私は死ぬ気も奴隷になる気もないから、抗いますけどね。
ケケ中へーぞー 閻魔の遣い
そりゃそーだ、当たり前のこと。指加えて誰かが日本を世界を良くしてくれるわけじゃねえ。よくトランプはんにも他人にも頑張れ頑張れ言う人とかいてっけど、お前が頑張れって話。
COCO CO
やっぱ中戦争を起こす為に売電にしたんだなー
史黄 siou
サイキッカーが金髪の裏切り者がいると言ったので
トランプ周辺で探していたら、本人だったって事。
8000万人を置き去りにした時点で決定しました。
アメリカ🇺🇸8000万人がどれだけ傷ついているか‼️
だうのうそつ
其れが日本国の損切りを虎が警告してるのだが?日本人がやらなきゃどうなるのか対比してみなよ。
日本人を、消して自立で立つ事を抑える為に反虎を流し始めバビロニア借財価値温存と創造を持つから反虎は裏切り者で日本人は虎を利用して動いても構わない事を隠すのが、バビロニア借財価値温存価値利権宗教借財の得意技
東イルミナの離反情報其の物、東洋医学宗教には東イルミナが入り込んでいるのは大元と韓鶴子ホリエから明白。
だうのうそつ
気付かない奴はこれを
KAZUYA
上念司
百田
与国
林
朝堂院
藤原(まだ尾を出さないが)
佐倉潤(コレこそ草加)
三橋らこれらは救世主の条件はバビロニア貨幣創造と負債を日本は払うべきでは無くが?バビロニア借財のロスチャイルドは批判するが排除はしないダブルスタンダード。
バビロニア借財に訴追したら米国愛国の800万人を保護を出来るが、大半のバビロニア価値創造借財支持者には皆損害で日本の検閲しゃやカルトの日本国資産運営は飛び、半島もユーロも中もアメリカ大陸もね、だからこれを最後に表明する、虎は裏切り者と
上念司やKAZUYA
米国弁護士ケントの様に、東洋医学チャクラなら
その辺は理解出来ないとか?変な人だよね?もしかして師匠が東か?
『アライアンス(地球同盟)は(2021年)1月20日に、トランプ大統領が再選されると信じていたのだと思います。
ところが不思議なことに、当のトランプ大統領が戒厳令を敷くでもなく、バイデンに勝利を譲ったかに見える行動を取ったのです。
一部の愛国者たちが、トランプ大統領は裏切り者と断じて非難したのも無理はありません。
~
なぜなら私たちが私たちの救済者なのですから”(コーリー・グッド氏がそう)言っています。
~
トランプ大統領を救世主だと思う人は、考えを改めた方が良い。
なぜなら私たちが私たちの救済者なのですから』と、
~
私たちの多くにとって、
(今が)情報の空白期間になっている。事は判っています。
そして起こるべきことの多くが起きていないことに
大いにがっかりしていることでしょう。
アライアンス(地球同盟)は挫折に苦しみました。
それが事実です。
~
私達がそのプロレスに貢献する必要があります。
~
トランプ大統領を救世主だと思う人は考えを改めた方が良い その理由とは
2021/05/28
https://www.youtube.com/watch?v=AQxNVDzaxAs
ニュースKスタジオ
【イベルメクチン】
私が購入したイベルメクチンはこちらです。
https://mttag.com/s/mmK3K2StFgQ
【ヒドロキシクロロキン】
「イベルメクチン」と「ヒドロキシクロロキン」をセットで購入される方もおられるようです。詳しくは取扱店でご確認ください。
https://mttag.com/s/EGaIV69GEYA
米政府大⭕️でガン消滅認める‼️エルビスは薬⭕️捜査官‼️大規模接種キャンセル‼️タイガー作戦中‼️😺😵
2021/06/03
https://www.youtube.com/watch?v=6ZhTOQ1Nr7E
ピコ次郎
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