10日午前8時55分ごろ、大阪府泉佐野市鶴原の路上で、だんじりをひいていた同市鶴原の奥野敦さん(41)が転倒し、約10メートル引きずられた。奥野さんは病院に搬送されたが、まもなく死亡。同じだんじりをひいていた同府貝塚市畠中の自営業の男性(44)も転倒し、左手をけがした。

 大阪府警泉佐野署によると、だんじりは高さ約3・6メートル。だんじりを右折させようとした際に先に男性が転び、代わりに男性のいた場所に入ろうとした奥野さんも転倒したという。

 泉佐野市内では10、11日の2日間で秋祭りが行われ、15台のだんじりが曳航(えいこう)。ほかにも3人が屋根から転落するなどして軽傷を負ったという。(産経新聞)

 

 だんじり祭りに負傷は付きものか・補償が心配 合掌