癒(IYASHI)

徒然なるままに令和時代のニュースなどの種を拾い癒し求めて綴ります      

◇【皇后陛下誕生日】・・・皇后陛下お誕生日に際し(平成30年)⇔宮内記者会の質問に対する文書ご回答

2018年10月21日 16時56分01秒 | 皇   室

  この1年も,西日本豪雨や北海道の地震をはじめとする自然災害など様々な出来事がありました。今のお立場で誕生日を迎えられるのは今年限りとなりますが,天皇陛下の退位まで半年余りとなったご心境をお聞かせ下さい。




皇后陛下お誕生日に際してのご近影

皇  后 陛 下

 
昨年の誕生日から今日まで,この1年も年初の大雪に始まり,地震,噴火,豪雨等,自然災害が各地で相次ぎ,世界でも同様の災害や猛暑による山火事,ハリケーン等が様々な場所で多くの被害をもたらしました。「バックウォーター」「走錨(そうびよう)」など,災害がなければ決して知ることのなかった語彙にも,悲しいことですが慣れていかなくてはなりません。
日本の各地で,災害により犠牲になられた方々を心より悼み,残された方々のお悲しみを少しでも分け持てればと思っています。また被災した地域に,少しでも早く平穏な日常の戻るよう,そして寒さに向かうこれからの季節を,どうか被災された方々が健康を損なうことなく過ごされるよう祈っています。

 
 そのような中,時々に訪れる被災地では,被災者の静かに物事に耐える姿,そして恐らくは一人一人が大きな心の試練を経験しているだろう中で,健気に生きている子ども達の姿にいつも胸を打たれています。また,被害が激しく,あれ程までに困難の大きい中で,一人でも多くの人命を救おうと,日夜全力を挙げて救援に当たられる全ての人々に対し,深い敬意と感謝の念を抱いています。


 約30年にわたる,陛下の「天皇」としてのお仕事への献身も,あと半年程で一つの区切りの時を迎えます。これまで「全身」と「全霊」双方をもって務めに当たっていらっしゃいましたが,加齢と共に徐々に「全身」をもって,という部分が果たせなくなることをお感じになり,政府と国民にそのお気持ちをお伝えになりました。

 5月からは皇太子が,陛下のこれまでと変わらず,心を込めてお役を果たしていくことを確信しています。

 陛下は御譲位と共に,これまでなさって来た全ての公務から御身を引かれますが,以後もきっと,それまでと変わらず,国と人々のために祈り続けていらっしゃるのではないでしょうか。私も陛下のおそばで,これまで通り国と人々の上によき事を祈りつつ,これから皇太子と皇太子妃が築いてゆく新しい御代の安泰を祈り続けていきたいと思います。

 24歳の時,想像すら出来なかったこの道に招かれ,大きな不安の中で,ただ陛下の御自身のお立場に対するゆるぎない御覚悟に深く心を打たれ,おそばに上がりました。そして振り返りますとあの御成婚の日以来今日まで,どのような時にもお立場としての義務は最優先であり,私事はそれに次ぐもの,というその時に伺ったお言葉のままに,陛下はこの60年に近い年月を過ごしていらっしゃいました。

  義務を一つ一つ果たしつつ,次第に国と国民への信頼と敬愛を深めていかれる御様子をお近くで感じとると共に,新憲法で定められた「象徴」(皇太子時代は将来の「象徴」)のお立場をいかに生きるかを模索し続ける御姿を見上げつつ過ごした日々を,今深い感慨と共に思い起こしています。


 皇太子妃,皇后という立場を生きることは,私にとり決して易しいことではありませんでした。与えられた義務を果たしつつ,その都度新たに気付かされたことを心にとどめていく - そうした日々を重ねて,60年という歳月が流れたように思います。

 学生時代よく学長が「経験するだけでは足りない。経験したことに思いをめぐらすように」と云われたことを,幾度となく自分に云い聞かせてまいりました。その間,昭和天皇と香淳皇后の御姿からは計り知れぬお教えを賜り,陛下には時に厳しく,しかし限りなく優しく寛容にお導き頂きました。3人の子ども達は,誰も本当に可愛く,育児は眠さとの戦いでしたが,大きな喜びでした。これまで私の成長を助けて下さった全ての方々に深く感謝しております。


 陛下の御譲位後は,陛下の御健康をお見守りしつつ,御一緒に穏やかな日々を過ごしていかれればと願っています。そうした中で,これまでと同じく日本や世界の出来事に目を向け,心を寄せ続けていければと思っています。例えば,陛下や私の若い日と重なって始まる拉致被害者の問題などは,平成の時代の終焉と共に急に私どもの脳裏から離れてしまうというものではありません。これからも家族の方たちの気持ちに陰ながら寄り添っていきたいと思います。

 先々(さきざき)には,仙洞(せんとう)御所となる今の東宮御所に移ることになりますが,かつて30年程住まったあちらの御所には,入り陽(ひ)の見える窓を持つ一室があり,若い頃,よくその窓から夕焼けを見ていました。3人の子ども達も皆この御所で育ち,戻りましたらどんなに懐かしく当時を思い起こす事と思います。
 
 赤坂に移る前に,ひとまず高輪の旧高松宮邸(たかまつのみやてい)であったところに移居いたします。昨年,何年ぶりかに宮邸(みやてい)を見に参りましたが,両殿下の薨去よりかなりの年月が経ちますのに,お住居の隅々まできれいで,管理を任されていた旧奉仕者が,夫妻2人して懸命にお守りして来たことを知り,深く心を打たれました。出来るだけ手を入れず,宮邸であった当時の姿を保ったままで住みたいと,陛下とお話しし合っております。


 公務を離れたら何かすることを考えているかとこの頃よく尋ねられるのですが,これまでにいつか読みたいと思って求めたまま,手つかずになっていた本を,これからは1冊ずつ時間をかけ読めるのではないかと楽しみにしています。読み出すとつい夢中になるため,これまで出来るだけ遠ざけていた探偵小説も,もう安心して手許に置けます。ジーヴスも2,3冊待機しています。
 
 また赤坂の広い庭のどこかによい土地を見つけ,マクワウリを作ってみたいと思っています。こちらの御所に移居してすぐ,陛下の御田(おた)の近くに1畳にも満たない広さの畠があり,そこにマクワウリが幾つかなっているのを見,大層懐かしく思いました。頂いてもよろしいか陛下に伺うと,大変に真面目なお顔で,これはいけない,神様に差し上げる物だからと仰せで,6月の大祓(おおはらい)の日に用いられることを教えて下さいました。大変な瓜田(かでん)に踏み入るところでした。それ以来,いつかあの懐かしいマクワウリを自分でも作ってみたいと思っていました。


 皇太子,天皇としての長いお務めを全うされ,やがて85歳におなりの陛下が,これまでのお疲れをいやされるためにも,これからの日々を赤坂の恵まれた自然の中でお過ごしになれることに,心の安らぎを覚えています。
 
 しばらく離れていた懐かしい御用地が,今どのようになっているか。日本タンポポはどのくらい残っているか,その増減がいつも気になっている日本蜜蜂は無事に生息し続けているか等を見廻り,陛下が関心をお持ちの狸の好きなイヌビワの木なども御一緒に植えながら,残された日々を,静かに心豊かに過ごしていけるよう願っています。(WEB引用)
 

 

   お誕生日おめでとうございます。

誰も経験無い宮中、そして天皇を支えなければならないと言う責

任・
時代の趨勢とは言え民間皇后として思考錯誤しながら苦労し

て歩んで来られた様子が手に取るように分かる様な気がする。こ

からは健康に十分留意し厭さかを祈ります・・・・・

◇縦横2メートルの油絵で、直立された両陛下のほぼ等身大の大きさ。

2018年05月22日 10時49分00秒 | 皇   室

宮内庁は21日、天皇、皇后両陛下の肖像画が完成したと発表した。ご即位後の姿を描いた両陛下の肖像画は初めて。画家で広島市立大学名誉教授の野田弘志氏(81)が平成26年から手がけた。縦横2メートルの油絵で、直立された両陛下のほぼ等身大の大きさ。今年3月、宮内庁に納められた。

 宮内庁によると、皇室には明治~昭和の歴代天皇、皇后の肖像画が計31点伝わっているが、両陛下のものは、皇太子同妃時代の昭和49年に制作された、お二方それぞれの肖像画2点が、ブラジルのサンパウロ市内にあるだけだったという。

 ご即位後の肖像画はこれまでなく、ご在位30年を控え、宮内庁が平成26年に撮影した両陛下の写真を野田氏に提供し、制作を依頼していた。

 肖像画の用途は決まっておらず、両陛下の私的な「御物(ぎょぶつ)」として管理されるという。(WEB引用)

 


〇【天皇陛下退位日、19年4月30日決定天皇陛下退位日】・・・・・・19年4月30日決定 翌日から新元号 翌日から新元号

2017年12月01日 12時52分10秒 | 皇   室

政府は1日午前、三権の長や皇族らでつくる「皇室会議」を宮内庁で開き、天皇陛下の退位日について意見を聴いた。安倍晋三首相は、会議の意見を踏まえ、退位日を2019年4月30日とする決定をしたと表明した。皇太子さまの即位を翌5月1日とし、新元号を施行する。来週の閣議で正式決定する方針だ。

 皇室会議は午前9時46分から11時まで宮内庁庁舎3階にある特別会議室で非公開で行われた。安倍首相はその後、天皇陛下のもとを訪ねて会議の結果について内奏した。終了後、首相官邸に戻り、記者団に対して、2019年4月30日に今の天皇陛下が退位することを決定したと発表。翌5月1日に皇太子さまの即位と新元号施行を行う。

 「19年4月30日退位、5月1日即位・改元」という日程は、政府が重視してきた「静かな環境」を確保するのが狙い。年度替わりに合わせる「19年3月31日退位、4月1日即位・改元」は、元号切り替えに伴い官公庁のシステムが混乱する可能性があるのに加え、3月から4月にかけて統一地方選があり、国会は予算をめぐる与野党の対立も想定されるとして見送った。

 政府は来週にも閣議に皇室会議の結果を報告した上で、退位特例法の施行日を定めた政令を閣議決定し、退位日を正式に決定する方針だ。

 
皇室会議の開催は戦後8回目で、皇太子さまと雅子さまの結婚を議題とした1993年1月以来、25年ぶり。これまでの皇室会議は皇族の皇籍離脱や結婚を認めるための開催だったが、今回は退位特例法で退位日の決定にあたって「皇室会議の意見を聴かなければならない」と義務づけられたことから開かれた。

 安倍首相が議長を務め、大島理森・衆院議長、伊達忠一・参院議長、赤松広隆・衆院副議長、郡司彰・参院副議長、寺田逸郎・最高裁長官、岡部喜代子・最高裁判事、山本信一郎・宮内庁長官、皇族議員を務める常陸宮ご夫妻の計10人が出席。菅義偉官房長官も陪席した。

 皇族議員は秋篠宮さまが選出されていたが、予備議員の常陸宮さまに交代。特例法に基づいて陛下の退位後に秋篠宮さまが「皇太子待遇」となるため、利害に特別の関係のある議事には参加できないとする皇室典範の規定にのっとった。(朝日新聞引用)

     

昭和の戦後処理に全地域を行脚し回顧した天皇・皇后両陛下ゆっくり余生をゆっくりして下さい・・・・

平成はゆっくり思い出を残し消えてゆく寂しさ!


★【天皇陛下「退位」意向】・・・・・・驚きと共感「老後をごゆっくりされる事に賛成する」

2016年07月14日 08時55分11秒 | 皇   室

 

天皇陛下が生前退位の意向を示されたことを受け、政府内では今後、皇室制度を定めた皇室典範改正の是非が焦点となりそうだ。現行制度には、天皇の退位に関する規定がないためだが、改正には慎重論も多いという。政府は、国民的な議論の高まりなどを見極めつつ、丁寧に対応する考えだ。

 皇室典範は、皇位継承について「天皇が崩じたときは、皇嗣(こうし)が、直ちに即位する」などと規定しているが、退位に関する規定はない。政府関係者は13日、「生前退位というのは現行制度に規定されていない。皇室典範の改正が必要になる」と指摘した。

 実際に皇室典範を改正する場合は、通常の法改正と同様に、政府が改正案を作成し、国会で審議することになる。陛下の意向を踏まえ、政府は既に、内閣官房を中心に水面下で検討に着手。同時に、公務の負担軽減の在り方についても研究し、安倍晋三首相に報告されているという。

 制度改正をめぐっては、他にも検討すべき課題が多い。内閣法制局OBは「退位後の役割や尊称、時期などを議論する必要がある。元号も変わることになる」などと説明。「国民世論がどう動いていくかが重要だろう」とも語った。

 一方、別の政府関係者は「皇位の安定性という観点から、改正の是非は慎重に検討しないといけない」と指摘している。皇室典範には、天皇が「身体の重患」などで公務を続けられない場合、「摂政を置く」としており、この仕組みを活用すれば改正は不要との見方を示した。(時事通信) 

     
              
 
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新聞の一面を飾った天皇退位。天皇は象徴である事に明記された戦後の天皇の在り方が、大きく変わった変遷でもあり、天皇陛下自身の考えを提案されたとしてもなんら驚く事は無いだろう。

しかし、退位した天皇陛下の葬送は火葬になどとなれば、象徴とされた終戦時点で、皇室典範の改正の必要性が必要だった様な気がする。


天皇陛下自身、今まで象徴天皇の有り方についてどれ程考え心を痛めて来た事だろう事が想像でされます。
82才の高齢になるまで、昭和天皇の後を忠実・積極的に北から南まで、戦後の処理をするかのように世界各地を心から巡回慰霊。

病を克服したと見るや災害があれば現地に何回も赴き見舞いをされ激励、涙を流して被災者に感謝される姿を見るにつけ十分天皇陛下が敬われて来た事に感謝の念を覚える・・・・

今まで数えきれない程の日常公務をを忘れ天皇・皇后陛下とともに、皇太子に皇位を譲りゆっくり老後のを過ごして貰いたいものである。民間の定年と考えれば当然の事と思ったりする・・・
 

★眞子さまが東京大学総合研究博物館の特任研究員に就任=有給

2016年04月01日 11時03分48秒 | 皇   室

眞子さま、東大研究員にご就任

宮内庁は1日付で、秋篠宮ご夫妻の長女、眞子さまが東京大学総合研究博物館の特任研究員に就任されたと発表した。任期は1年で最長5年まで更新できる。公務を優先しながら週3日程度、有給で勤務される。
眞子さまは平成26年9月から1年間、英レスター大学大学院に留学し、文学修士(博物館学)をご取得。昨年11月からは同博物館で客員研究員を務められている。
(産経新聞)

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   眞子様東大総合研究特任研究員に