北海道七飯町の林道で行方不明となり、7日目の3日朝に鹿部町の陸上自衛隊駒ケ岳演習場内で保護された小学2年、田野岡大和君(7)=北斗市=は、演習場の施設に「鍵がかかっていないので入れた」と説明。「(施設にあった)マットレス2枚にはさまって寒さをしのいだ」と話したという。
同演習場は不明現場の林道から約5キロ。田野岡君が見つかったのは、演習場内で陸自隊員が雨宿りに使う小屋の中で、本来は鍵をかけて管理するようになっていた。5月30日午前に点検した際、男児の姿はなかったという。発見時は行方不明になったときと同じ服装だった。小屋の中に食糧はなかったが、水道やトイレが常備されているという。
田野岡君は6月3日午前に、搬送先の函館市内の病院で家族と再会。うれしそうな表情を浮かべていたという。(産経新聞)
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