清流に育つ水草のミシマバイカモが静岡県三島市南本町の保全池・三島梅花藻の里で無数の白い花を咲かせている。多年草で一年中、花を咲かせているが、日差しが強く、暖かい5~10月が盛り。5月6日は保全活動を担うNPO団体「グラウンドワーク三島(GW三島)」がたまったヘドロをほうきで取り去る清掃をした。
キンポウゲ科の水草。バイカモは全国各地にあるが、ミシマバイカモは草の先端に手のひら形の「浮葉(ふよう)」と呼ばれる葉をつけるのが特徴で、富士、箱根周辺の川で見られる。三島市の源兵衛川のミシマバイカモは水質汚濁で一時的に絶滅したが、GW三島が近くの柿田川の個体を三島梅花藻の里で育てて源兵衛川に移植し、復活させた。
流れが速い川ならばヘドロはたまらないが、三島梅花藻の里は富士山が水源の湧水(ゆうすい)が出る養魚場跡地。水の流れが弱いため、定期的に清掃をしてヘドロを取り払い、ミシマバイカモの光合成を促している。(WEB引用)
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