今はもう、
何が何でも「母乳で育てなければ!!」という時代ではないようですね。
私が出産したころは、何が何でも母乳!という
母乳神話が席巻しているような時代でした。
母乳で育てないなんて!母親じゃあない、くらいの意見を言う保健師さんがいました。
検診で、そんな保健師さんに当たると
(私は母乳の出が悪かったので)
「ミルクでぶくぶくぶくぶく太らせて・・・」とまで言われて
それがストレスになって、4・5か月でぴたりと母乳が止まってしまいました。
最初の子の時がそうだったので、
次の出産のときも、(今度は母乳の出がいいぞ)と思っても
不思議なことに4か月を過ぎるとぴたりと出なくなりました。
4人が4人ともそうでした。
ミルクで育てても、それなりに育ってますし、
重い病気になったこともありませんし、
愛情が足りない?なんてことを子どもたちが感じている様子もありません。
あの母乳神話は何だったんだろう?
母乳で育てられるに越したことはないけれど
(ミルク代はかからないし、夜中にミルク作らなくていいし、
なにより、外出の時にミルクの道具一切いらないからね。)
母乳の出ない「ダメ母親」と決めつけるようないい方をされて
私は、それ以後、劣等感を感じつつ子育てすることになりました。
私に「ぶくぶく太らせて・・」といった保健師さんは
当時、一番偉い方だったようで、
その後、九州地方の保健センターに引き抜かれていったと聞きました。
「母乳神話」の提唱者だったのかもしれません。
今の時代は、
出産後の母親が、いかにストレスを少なくできるか、ということに
重きを置いているような気がします。
二週間検診、というのがあって娘に付き添うと
「大変じゃあない? 手伝ってくれる人はいるの?」と
母親の生活をまず心配してくださったようです。
赤ちゃんが泣いても、
母親の気持ちが安定していれば、
母親に気持ちのゆとりがあれば、
うまく切り抜けられるものです。
それには、周りにいる者が
「母親」に寄りそうことが大事だな、と思っています。
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