8月27日に急逝した縁者の49日法要が営まれた。
外はもう秋色である、住職の読経を聞きながら、暑い最中の思いがけない出来事を思い出した。
仏の5歳の孫息子が妙に懐いて、私の膝の上で神妙にしている。
この家も今日で150年余の歴史を閉じる、実子であっても親子ではない娘たちに「この家に残っているもので、何か欲しいものがあったら自由に持ち帰ったほしい」と伝えた。
故人のアルバムに残されていた、自分たちの幼い姿の写真を数枚だけ持ち帰りたいという。
「父と母が何故別々の生活を選んだのか判りません、それが良かったのか、よくなかったのかも判りません、お母さんが亡くなった時本当に悲しくて泣きました。お陰様で父の臨終にも立ち会う事が出来ましたが、それは薄い悲しみでした。」
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます