大風呂敷を広げた高冷地農業改革は頓挫した。
パッションフルーツは収穫目標の5%と惨憺たる結果に終わる見通しだ。
結実した蔓
種を蒔いて、越冬し、畑に定植した、その後の成長は旺盛で、葉は私の顔が隠れるほど大きかった。
しかし中々花芽がつかない、成長期に花は咲かない性質のようだ。
9月になって花が咲き始めたが、咲くのは20本のなかの数本だけで、他は相変わらず葉を茂らすだけだ。
魅力的な花だけに、いろんな 虫が集ってきて、受粉が難点と教えられていたが、それは杞憂にだった。
写真の結実果は100%虫媒。
しかし深まる秋の気温低下に受粉能力が著しく低下し、花は毎日咲き続けるけれど結実に至るものは皆無でになった。
信州の秋の早さが、パッションフルーツ栽培の難点と思われる。課題山積の農業改革を思い知った。
しかし きれいな花が見られた事は大きな収穫
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