谷間の小さな段々畑

山畑の四季を写真とともに発信します

野良猫

2016-01-14 19:25:14 | 日々のこと

林の梢が邪魔をしているから、当分の間山際の畑に陽の光は届かない。

野菜くずなどのゴミは、リサイクルのためこの畑に捨てに行く。

動物性の生ごみは原則 畑に捨てない、野生動物を利するからである。

今日も野菜や果物の皮、傷んだ根菜等を凍土の上に捨てて帰りかけると、物陰から狐色の猫が素早く駆け寄ってきて、捨てた野菜くずを漁り始めた。

普段人影を見ると敏捷に物陰に隠れる野良である、私が近くで見ていることに気づかない様子でリンゴの皮などを舐めている。

腹の足しにはならないだろうが、それでも舐め続けていた

よほど腹を空かせているのだろう、焼き魚の骨を市の収集車に乗せず持ってきてやればよかったと思う。

しかし 気まぐれな憐憫が、野良の跋扈を助長していることは間違いない。

動物愛護とは野良に魚の残滓を与えることなのか、黙殺するべきか

 

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零下7度6分

2016-01-13 20:54:28 | 日々のこと

久々の冷気である。

零下=氷点下=マイナス 今どき 気象の時間で零下という言葉を聞かない。

私は零下という響きに、本当の寒さを感じるのである。

零下という言葉と一緒に消えた、しもやけ ひび あかぎれ はどこへいったのだろう

チュウリップの角芽に砂糖菓子の様に零下の霜が張り付いている。

白ヤマブキ この情景も冬ならでは

 

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冬本番

2016-01-12 19:46:27 | 日々のこと

例年の寒さが戻ってきた。

「冬は寒いほうが良い」という人も多いけれど、暖冬になれた体には、ちょっと辛いものがある。

木曽出身の関取御嶽海は今日も白星を重ねた。やっぱりうれしいものだ。

この嬉しさはどこから来るのだろう、

今朝の常念

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松本 三九郎

2016-01-09 21:10:33 | 日々のこと

午後の一とき、市街地のあちらこちらから白煙が昇り空を覆った。

一瞬火事かと思ったけれど、時節柄三九郎祭りだと気が付いた。

三九郎は正月行事の一つで、各町会の子供達が、町内から集めた門松を河川敷などに積み上げて焼く火祭りである。

以前は大概、夕方暗くなってから行われていたけれど、最近は子供たちの安全を主体に考えて明るいうちに終わらせている様だ。

実施日も1月15日と決まっていたけれど、成人の日が移動式になってから不定期になり、焦点がぼやけてしまったことは否めない。

一番大きな原因は学童の減少により、祭りの主体が大人に移行したことだろうと思う。

しかし これも致し方ないことに違いない、気づかずにいた日常的変化が、このような行事等に端的に表れるのだろう。

 

同じころ 残照が雪山を赤く照らした それは日本海に沈む太陽の発する光だったかもしれない。

        針の木      スバリ              蓮華

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日の出 日没

2016-01-08 20:02:48 | 日々のこと

まだ硬いつぼみの桜、その枝先に東雲の朝焼けがあった。

 

 

日没 午後4時

山は終日荒れた

 

 

 

 

 

 

 

 

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