ひーさんの散歩道

道には、様々な歴史や文化が息づいている。
歴史に触れ風景に感動し忘れていた何かを探したい。

島田飴まつり/吉岡八幡神社

2015年12月17日 14時35分22秒 | 宮城の散歩道(仙台を除く)
良縁に恵まれる縁結びの神事である「島田飴まつり」を見に行きました。

数年前から気になっていました。今回を逃すとまた一年後になるので、泊り明けの勤務で出発が遅くなってしまいましたがとりあえず向かいました。
限定2000個の島田飴は時間的に無理なので花嫁道中が観れればと思いカミさん連れてレッツGO!
心配だったのは、スケジュールが事前にわからず、ネットにも無かったのです。

伝承
昔々、とある歳の暮旧14日、神主様が村を通りかかると、白酒横丁から、高島田に結うた美しいお嫁さんが現れた。神主様は、このお嫁さんをいたく見染められ、恋慕の情耐え難く、悶々の日々は幾日も続き、まもなく病を患ってしまった。 心配した村人たちは、相寄り協議し、島田の飴をかたどった飴をこしらえ、八幡様へ奉納申し上げ、ご慰問することとなった。 
神主様はこの島田の飴をたいそうお気に召し、薬ともなく愛用したところ、たちまち病は快復した。
神主様は、深く村人に感謝し、毎年年の暮れ旧14日を、吉辰の日として、縁結びの祭事を催すことになった。

縁起祈願の縁起物「島田飴」とは・・・・
毎年12月14日は、吉岡に400年以上伝わる縁結びの伝統行事「島田飴まつり」の御縁日です。
この日だけ吉岡八幡神社へ奉納される島田の髷をかたどった伝統の飴細工「島田飴」。
年に一度のご縁日にこれを求め、八幡様に願を掛ければ翌年は良縁に恵まれると言い伝えられています。





参拝の列が・・


髄身門 屋台が並ぶ


久しぶりの狛犬 阿形ですが吽形は屋台のテントの中なので・・・



花嫁道中・・・・































境内の中はこの通り





お腹が空いて・・・



たこ焼きをカミさんにおねだり。








花嫁道中が終わると・・



蔵を撮っていると・・・・あれっ! カミさんがたこ焼き食べてる。



美容室の前には、ドラえもん????ん?
白無垢に角隠し


民家の屋根に・・・・鳩???  鳩瓦?? 



どんな意味があるのでしょうか? 厄除け? 縁起物?

これは、宮城発地域ドラマ「独眼竜 花嫁道中」で使用された白無垢。
駐車場になった「まほろばホール」にありました。

その舞台となったのがこの町です。



NHKのサイト 「独眼竜 花嫁道中」
トップ画面をスクロールするとあらすじの動画が見られます。



我が家にも良縁が舞い降りたようです。


 

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6 コメント

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木方さんへ (ひー)
2021-09-20 21:50:08
お久しぶりです。
最近アップしてなくて、綱永井さんも最近来ていません。お菓子ですかー、何かを捧げることは通年あるでしょうね。
北海道いや日本と朝鮮半島はDNAから見ると別物のようです。アイヌが何者か? いや何処とつながっているか・・・昔、北方アイヌの記事を書いています。
「北方世界に生きた人々」
https://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/6e2ea10e32ec6c2b90ffa6ca4ca512bc
NHKの番組で日本人のルーツとしてDNAから近いのは、モンゴルの上の方にバイカル湖があります。
その湖の下にイルクーツクがあります。確かその辺の人々が日本人のような顔をしていてDNAが似てると話してました。合致する話は出雲国の先祖は氷の世界から長年かけ南下してきたと話しています。
アイヌと北方アイヌは非常に近い存在だと思っています。
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Unknown (木方)
2021-09-18 22:10:41
神社のある地形見てみます。
けど島田で大和で吉岡で八幡ってとっても私の興味にぴったりです。

飴というのもとても良いですね。
お菓子は、私の神様との会話のアイテムにしています。
気持ちを表現するのに良いかな?と。
で青森あたりも気になっていたんですけど、もっと北の北海道でアイヌの信仰も気になってきましたよ。
どこか大陸は朝鮮かも?と諦めていましたけど、アイヌならちょっと嬉しい光なんですよね。

馬、人柱と来て飴ってなったらなんか平和な感じですよね。綱永井さんがよく言ってたあんころもちにも繋がりそうですよね。

そうそう地図みないと妄想で終わっちゃう。
風習が残っていてそれをこうして記事にして残せるから考える材料になるんですよ。ありがたい事です。
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酔漢さんへ (ひー)
2015-12-24 12:38:31
やっぱり八幡様関係ですかね。
それと家紋が瓦に表記されるのは珍しくないので、それもありですね。ただ3Dで瓦に置くのは珍しいですね。
世の中わからないことだらけですね。
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鳩の屋根瓦ですが・・ (酔漢です)
2015-12-20 10:01:16
おはようございます。
写真がなくて申し訳ございませんが、鎌倉市内散歩中に見つけたことがあります。
八幡様であれば、鶴岡八幡宮が近いから納得行きます。
武家の家紋に鳩をあしらったものもありますが、それとも関係あるのかなぁ・・とふと思いました。
返信する
yuriyさんへ (ひー)
2015-12-19 11:03:58
こんにちは!
鳩ですが、この辺の神社では見たことがなかったので驚きました。 まさか民家にあるとは、風習が無ければ瓦屋さんも作っていないので取り寄せたものなのか?
江戸期から明治にかけて仙台の大店の屋根には龍が上がっておりウサギが逆立ちしている瓦がありました。
これは神社と関係が無く商売繁盛の方ですね。
それは、このページにあります。
http://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/4174883237d8056cdb9c9d5ef3463a8d


三角扁額の件で以前ローカルの冊子で私のブログが紹介されました。
編集の方から色々メールをいただきまして・・・その県はこのページで紹介しています。読みにくいと思いますが・・・ http://blog.goo.ne.jp/hi-sann_001/e/6af13490eef28d02d0e16b5757dfd63e
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 (yuriy)
2015-12-19 00:14:56
こんばんは。
屋根の鳩飾り、私も最近地元の神社で見かけました。
鳩は八幡宮の神使だそうですが、
民家の屋根にもいるんですねー。

それにしても素敵な花嫁道中ですね!
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