定義如来/西方寺(定義山):平貞能公(その2)
ちょっと余談ですが、この辺一帯に落人達は隠れ住んだのです。
昔はお墓なんてありません。山の奥のひっそりとした所に、
石ころが積み重なっているだけです。
当然今は、墓地がありますが、お墓に行くとほとんど 平家と刻まれた墓石が目立ちます。
鬼怒川の奥の湯西川にも落人の里があります。
源氏に追討から逃れるため、奥地に入りましたが、それでも許されない掟がありました。
幟(のぼり)を立ててはいけない。
犬や鶏も飼うことを許されませんでした。
朝にコケコッコーじゃ見つかりますよね。 犬も吠えるしね~
それでは、貞能堂の横から廊下くぐって近道しましょう。
頭を打たないように、赤い布がぶら下がってます。
ご神木でしょう。
この木をアップで見てみましょう。
硬貨や指輪が木のひび割れに差してあります。
ここに自分の硬貨や指輪を差して、替わりに一個持っていきます。それをお守りにするのです。
その繰り返しをするのですが、随分少なくなりました。
以前は、沢山あったのですが・・・・・ 特に説明板も無く言い伝えで行われています。
指輪は参道のお店やさんで売っている、安いお守り用の指輪です。
後ろを振り返ると 天皇塚(連理の欅) があります。
天皇塚(連理の欅)
安徳天皇の遺品を埋め、冥福を祈ったと伝えられています。
塚の上に植えられた2本の欅の木は、縁結びの神木として今なお信仰を集めています。
この時も若いカップルがいましたよ。
私は、見て見ぬふりしてましたけど・・・・(^ε^)♪
長命水
涸れることのない湧き水が、お参りする人を清めてくれます。
さぁ、次は五重塔に行って見ましょう。
その3へつづく
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指輪?と驚いたけど、お店で売ってるんですね。納得。誰がしていたかわからない指輪では、ちょっとと思いますからね。
店には、安いメッキの指輪が売ってます。
その習慣を知ってる人は居なくなりましたね。