雨の記号(rain symbol)

今は勉学と公的活動のヨナさん

2015-06-01 21:30:15

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キム・ヨナ「普段からよく美人だと言われる」クールに認める

[写真 :KBS第2TVの『出発! ドリームチームシーズン2』放送画面キャプチャー]

　“フィギュアの女王”キム・ヨナが、『出発! ドリームチーム』にサプライズ出演して近況を伝えた。
　昨日(31日)放送されたKBS第2TVの『出発! ドリームチームシーズン2』は、「2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック」の成功を祈って「飛べスーパースキージャンプ大会」特集を組んだ。
　キム・ヨナはこの日の放送にサプライズ登場して男性出演陣の関心を一身に受けた。MCイ・チャンミョンが「とても美人だ。よくそう言われるでしょう?」とほめて、キム・ヨナは「そうですね」とクールに認めてニコッと笑った。
　また、キム・ヨナは自身の近況を伝えて「大学院に進学した後、熱心に勉強している」とし、「時々後輩養成のために努力していて、“2018平昌冬季オリンピック”の広報大使として活動中」と話した。
　キム・ヨナは韓国が氷上強国であると思うかという質問を受けて、「以前より選手たちの技量が日々向上しているけれど、平昌まで行ってより一生懸命やらなければならない」と答えた。
だが、キム・ヨナは「あ、ごめんなさい。訂正します。私が言うことでは...」と謙虚に話してすぐにNGを出して笑いを誘った。
（エンタメニュースより）

　ヨナさんの表情はすっかりくつろいでいる。身体のふっくら感も見るたび増してきている。
「とても美人だ。よくそう言われるでしょう?」
「そうですね」
　クールというんじゃなく、彼女はいつも率直だ。彼女はいつもまわりくどい話し方をしなかった。それが時に誤解を生んだりした。
　だが、選手時代にこんなくだけた質問はなかっただろう。
　選手時代にはこんな質問はぶつけられない。現役を３０歳近くまで続ければ、こんなやんちゃな質問は相手によって発することも出来ないままに終わることだってありそうだ。

　美人のヨナさんはよけて通っていけない道だったわけだ。
　ヨナさんはまだやれる力を残しながらあっさり引退した。
　さっき、すっかりくつろいでいる、と言った。自分たちは余力を残しながら、くつろいだ生活の中で変貌していくヨナさんを見ながら、さまざまの思いに駆られたりしているわけだ。
　いずれにしろ、こんな肉声を聞けるのは彼女のファンにとって幸せなことかもしれない。
　つい一年前まで彼女は世界女王として君臨し、数々の記録を残した。中には今後何十年も破られそうにない記録だってある。
　その土台となったのは彼女のイメージ豊かな演技力である。見る者の想像をかきたてる表現力である。彼女のフィギュアスケートは見る者にいつも何かを語りかけていた。彼女の演技のどこに惹きつけられるのかは分からなかった。だが、他の選手の演技から出てこないものなのは彼女の演技から感じた。

　ソチオリンピックの前、彼女が顔を出した大きな大会は世界大会だけだった。彼女の出る世界大会は華やかだったが、それ以外の大会は火が消えたように感じられた。
　彼女がいないとイメージ区分がもうひとつの演技の曖昧オンパレードになる。しかし、彼女が登場して演技を行うと摩訶不思議、それぞれの選手の演技区分まではっきりしてくるように感じられたものだった。

　もちろん、ここにいるヨナさんの過去の話ではあるけれど…今は学業に精を出している彼女。彼女の体内に潜むスポーツ有能細胞もまた脳内で休息の床を取っているのかもしれない。
　そのままゆっくりクールダウンもありで…