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KARAの解散(2)
ボンタは耳の穴に小指を入れた。片目をつぶった。
「KARAを離れてジヨンの名も忘れたか…彼女はとっくにKARAから飛び出ちゃってるよ。女優として日本で活躍してる。いや、活躍って言えるかどうかはわからんが、日本語の実力はかなりあがってそこそこには頑張ってるよ。日本人役で登場するドラマもあったりしたしね」
「…」
「日本で人気を出して次の更新を迎える頃、KARAも韓国じゃ並みのガールズグループに過ぎない存在になってた。韓国じゃアイドルグループの入れ替わり周期は早い。少女時代が日本でSMエンターの足場作りに寄与した結果、メンバーそれぞれがテレビ出演などで引っ張りだこになり、その状況を少しずつ変えつつはあるけどね。しかし、DSPはそんな大手じゃない。KARAにおんぶにだっこの芸能事務所だ。しかも第二次KARAの成立時、内部にゴタゴタを抱えていた。KARAの騒動が起きた時、お宅もネットの検索かけて情報を追いかけていたじゃないか」
「ああ…彼女らの低収入には、正直、驚き桃の木だったな」
「俺も最初はびっくりしたが、観察が進めばそんなに驚くことじゃないさ。彼(彼女)らは4年も5年も歌とダンスの指導を受けてデビューしてくるんだ。ずっと昔、住み込みで大店に奉公で上がった少年らに似てるかな。そこで実力を見込まれない限り彼らはただの丁稚であり続け、自分が食べるだけで精一杯の境遇が続くかもしくは裸同様でそこをおん出るしかない…。アイドルの道も同様だ。資質を磨いて才能を見込まれた者はデビュー契約の恩恵に預かれるが、育てた側のいちばんの目的は投資した以上(倍)の金を彼らに稼がせることにある。前もって彼(彼女)らに投資してるからこそ慎重を期して長期の契約をする。出来れば投資した金も早く回収したいから仕事の報酬も安く設定する。当然、彼(彼女)らからすれば思惑はその正反対になる。売れなければ事務所の言うまま気ままも致し方ないが、売れれば相応の報酬がほしいし、望まぬ仕事ばかり押し付けられるなら、見合った仕事をくれる事務所に移れる自由も確保したい。実際は売れてこそ話し合いのテーブルも用意されることになるが、デビュー段階で長期の契約を設定されれば泣き寝入りするしかないだろう。しかし、人気を出したなら権利は主張したくなるじゃないか。この場合、事務所サイドに求められるのは経営感覚だし、アイドルを目指した側には人間的成長部分だ。ただ、アイドルを目指すだけでは、笛で踊るコブラやバナナで働くサルと違わなくなってくる。もっとも妙な知恵がつくとせっかくの才能が開花しないことにもつながる。アイドルは時にバナナで働くサルになった方が芸に切れ味が出るということもあるからね。結局は経営の才覚が問われることになるかな」
「…」
「おっと話がそれた。…ジヨンも契約が切れて辞めるとなった時、いちばんいい条件で誘いをくれたのは日本の事務所だったってわけだ。お宅の好きな桐谷美玲のいるところだよ」
「ああ、そうか。そうだった。ダンスの上手な娘がいた。ジヨンはその女に同調してやめたのだったな」
「その女ってのはニコルのことか?」
ボンタは苦笑した。
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解散発表の「KARA」、スンヨンの移籍先報道について「事実無根」
韓国ガールズグループ「KARA」の解散が発表されたと同時に、メンバー スンヨンの移籍先について報じられた。これについて、ウィズメイは「事実無根」との立場を明かした。
ウィズメイの関係者は15日「関係者とスンヨンが面会したことは事実だが、専属契約を結んだわけではない」と説明した。
この日、DSPメディアは「去る9年間、DSPメディア所属アーティストとして苦楽を共にしてきたギュリ、スンヨン、ハラは2016年1月15日付で専属契約が満了となった」とし、3メンバーが事務所を去ることを公式発表した。
ギュリ、スンヨン、ハラの新たな事務所に関心が集まる中、スンヨンがウィズメイを選択したとの報道は、誤報だったと確認された。
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