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懐かしさを引かれそうなステージ(少女時代)2011年7月



懐かしさを引かれそうなステージ(少女時代)2011年7月
A stage that seems to draw nostalgia (Girls' Generation) July 2011



少女時代、日本での初アリーナツアーで14万人を動員

ガールズグループの少女時代が14万人の観客を動員して日本初のアリーナツアーで成功を収めた。
5月31日の大阪公演からスタートした「少女時代アリーナツアー2011」は埼玉、東京、広島、名古屋を経て、今月18日に締めくくりの福岡公演に続いていった。日本6都市、計14回の公演にはおよそ14万人の観客が訪れた。チケット価格は9300円で、チケットの売上だけで173億ウォン(約13億円)を超えた。
所属事務所のSMエンターテインメントは「少女時代の初アリーナツアーにもかかわらず45万人のチケット応募者が殺到し、公演の規模が思った以上に大きくなるなど熱い反応を得られた」とし「少女時代の多彩な魅力や優れたパフォーマンス、華麗な舞台演出が集約された完成度の高い公演で、日本のメディアや関係者から好評をいただいた」と自評した。
今回の公演で少女時代は「Genie」「Run Devil Run」「MR.TAXI」などの日本でのシングルヒット曲や、「再び出会う世界」「Oh!」などの韓国でのヒット曲ステージも披露した。日本のツアーを成功裏に終えた少女時代は、韓国に舞台を移して今月23~24日にソウルバンイ洞オリンピック公園体操競技場で2度目の国内単独コンサートを開催する。
(K-popニュースより)

 フジテレビ「HEY!HEY!HEY!」での彼女らのライブステージはすばらしいものだった。
 福岡公演でファイナルを迎えたモチベーションの高まりもあったのだろう。
お祭りで最後に打ちあげられる花火のように彼女らのパフォーマンスは輝きを見せていた。
 テレビ放送用ステージで彼女らは「GENIE」「Bad Girl」の2曲をうたってくれた。テレビで視聴していて「おやっ?」と思った。真剣さと頑張りぶりの印象がやけに強かったからだ。
 縦断ツアー中は(とっぱなこそ緊張が見られたものの)、ステージをファンと一緒に共有しようといったリラックスムード(たぶん)であふれていたように思う。
 『MUSIC BANK』東京ドームでの少女時代は、アリーナツアーのリラックスムードがさらに満開だったように映った。もっとも、ツアーでこなす何十曲に比べれば、3曲のメドレーなど彼女らにすればウォーミングアップをやった程度のものだったのだろう。
 それらの雰囲気とはちょっと違って感じられたのだ。
 してみると、二ヶ月に及ぶツアーのファイナルを迎えた彼女らは一種の虚脱状態にあったのかもしれない。
 当初から折込んでいたのか、突如のサプライズかはわからぬが、一度燃え尽きた彼女らが残りの気力を振り絞って行うパフォーマンスを僕らはテレビで見たことになるのかもしれない。
 ぎりぎりの緊張感と真剣さに溢れていて、彼女らにとっても僕にとっても懐かしさを引かれそうなステージとなりそうである。




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