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アンコール公演のジミンの言葉から(BTS)
BTS ジミン、オンラインコンサートで思わず涙・・ コロナ禍での悔しさをにじませながらファンに思い伝える
★「実はアンコール公演をするのに、とても集中ができなかった。今回の公演を準備しながら悔しいことが本当に多かったと思う」
「なぜこんなことを経験しなければならないのか、わからなかった―アンコールのとき、メンバーたちが楽しそうに飛び跳ねながら『RUN』のパフォーマンスをしているのを見て泣きそうになった」
★新型コロナウイルスの影響で世界中の人々が苦しい時期を過ごしている昨今。壁にぶつかりながらも、全世界のファンの背中を押すため、努力し続けているジミンだからこその涙だった。
自分と周囲の人たちだけでなく、世界中の人たちが新型コロナウィルスの侵入に恐怖しながら、ただ怯えてもいられず闘い続けている。世界中の人たちが手を携えて戦わなければならないが、同時に誰の手も借りられない自身の闘いでもある。
自身のことで言えば、何十年来の友人である隣人は千葉から都心に勤務している。自分は逆方向だ。
勤務スタイルはだいぶ異なるが、時間がある限り、酒の宴を楽しんできた。音楽、映画、将棋、文学等で共通の趣味が多く、話は弾んで2〜3時間の宴になる。音楽や映画で、彼はもっぱら洋楽のカラオケ（英語が好きで得意なせいもある）、映画でも好きな英語に絡めて洋画を楽しむスタイル。自分のK-POPと韓国ドラマ（映画）とは隔たりを持つものの、ほかでは共通面が多い。
しかし、新型コロナウィルスの脅威がニュースになりだしてから、修一の宴を取りやめた。近づいてする会話もあえて取りやめた。
そのせいで酒量が減ったのはありがたいものの、焼き肉や鍋をつつく食の楽しみがなくなってしまった。
一週間に一度会う自分たちでもこれだけ生活のスタイルが変わってしまった。
K-POPアイドルとして世界中の人たちから慕われ、愛されているBTS面々の苦労がどれだけ大変かは想像もできる。いや、新型コロナウィルスと向き合った自身の管理、メンバーや家族との接触、その他の管理で想像を超えるストレスやプレッシャーにさらされているかもしれない。
自身を含め、仲間から感染者を出せば、世間からの反響はよくない意味でどれほどのものになるか、想像すらできない。
― アンコールのとき、メンバーたちが楽しそうに（元気に）飛び跳ねながら『RUN』のパフォーマンスをしているのを見て泣きそうになった…。
ジミンの言葉の底には色々の意味が込められているように思う。直接的には、早くファンの前でコンサートをやりたい。そういった環境から世の中が回復してほしい、というものだろう。しかし同時に、新型コロナウィルスと向き合って闘う世界中の人たちの苦しみや苦労を代弁していると言ってよいだろう。
”本来のアイドルに早く戻りたい”は、以前の仕事スタイルに戻り、普通に娯楽を楽しみたい、庶民の願いと同じ線上にある願いなのだ。
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