『春の日』や『Not Today』を視聴しながら

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　ＢＴＳの音楽でも、ＭＶを見てる分にはまだいい。

　冷静に彼らの音楽について書ける気がする。

　だが、ライブで激しくもカッコいいパフォーマンスを見た日には、普通に歩くような文章をだらだら並べていられない気分になる。別の自分に問いかけられる。

「おいおい、何やら陳腐で空疎な言葉が並んでるぞ。こんなあぐら文つらねて彼らの音楽わかった気になるのはよした方がいいな」

　で、10行ほど書いた文章をばっさり削り捨てた。

　だったらラップ調でしゃべくるように書いてやろうかと考えた。だが、しゃべるんじゃないからしゃべくり調の文章ならいくらでも書けるというものでもない。

　BTSのステージ見てたらしばしば言葉を失う。彼らのパフォーマンスの迫力にただただ語彙の不足を嘆き、唸ったり感心したりしてる自分がいる。

　

　『春の日』、『Not Today』、『A Supplementary Story：You Never Walk Alone』など、聴いていいと感じるなら、あえて言葉にしなくてもいい話だが…。

　

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