雨の記号(rain symbol)

K-POPガールズ第二陣の旗手(A-Pink)


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A-Pink、『人気歌謡』で1位…歌謡番組でトップに

{A-Pink}が『{Luv}』で、『人気歌謡』1位にランキングした。

7日午後、生放送で進行されたSBS『人気歌謡』は、A-Pinkが『Luv』で1位を占めた。

A-Pinkは{GD&SOL}の『{Good Boy}』を制して、1位に輝く感激を味わった。
A-Pinkのメンバーは1位で名前を呼ばれると、予想できなかったというように涙を流した。しばらく言葉にならなかったA-Pinkは、「今までメンバーにありがとうという言葉が言えなかった。6人すべてのメンバーに感謝する」と、熱心に活動したメンバーに花を持たせ、ファンやスタッフに感謝の挨拶を伝えた。

A-Pinkは新曲『Luv』で『ミュージックバンク』『音楽中心』に続き、『人気歌謡』で1位にランキングして、地上波歌謡番組の1位を総なめして人気を立証した。
(K-POPニュースより)

 少女時代の音楽は緊張して歌とダンスのスキルを楽しむようなところがある。
 KARA、T-ARA、Miss A、2NE1といったグループもまあ同じ路線だ。

 A-Pinkの場合、それとはちょっと一線を画しているようだ。いや、AOA、GIrl's Dayといったところの後発グループは、第一次K-POPガールズグループが行った人気戦略とは明らかに異なったスタイルを取っている。
 第一次K-POPガールズグループはダンスと歌のテクニックで人気を競っているところがあった。平たくいえば音楽のスキルの高さで人気を競っていたのだ。

 海外に雄飛した第一陣の歌手たちが見知らぬ国の音楽ファンに対し、笑顔や愛嬌で勝負するわけにもいかなかった。そういう事情もあっただろう。
 KARAも少女時代も人気を出してから自分という個性を見せて人気を長持ちさせた。
 歌やダンスバトルの人気争いに一般の音楽ファンには飽きがきた。ミスコンもたまにやる分には興味もわくが、毎日やると飽きが来る。それと同じだ。


 大衆音楽はもともと気楽に作るものだし、聴くものだし、歌うものなのだ。
 今、A-Pink、AOAといったところは日本にやってきて人気を得ているが、歌が上手いとかダンスが上手とか、で人気を出してるわけではない。厳しい練習を乗り越えてきてるのでそんなはずもないが、それを前面に出してる気配はまるで感じない。軽いタッチのやさしい歌を歌っているし、ダンスもそう難しいステップを踏んで踊ってるわけでもない。A-Pinkのステージを見ていると、歌やダンスのテクニックより、自分の可愛さや親しみをアピールするのにすごく気を遣っているのを感じる。AOAもまあ同じと考えていいだろう。こちらは超ミニースカートで登場してステージやったりするから、セクシーさも打ち出さねばならない。しかし、そのセクシーさはステージ上だけでそれが終わると愛嬌たっぷりな彼女たちに戻る。


 第一陣のK-POPガールズは歌とダンスのテクニックを引っさげて日本へやってきた。ファンたちもネット上でご贔屓歌手たちのスキルの高さを自慢しあっていたものだった。


 だが、第二陣は違う。音楽を通じてファンと身近に親しむため接するために彼女たちはやってきたのだ。
 たとえばA-Pinkのウンジなど、少女時代テヨンをしのぐほどの知る人は知る歌唱力の持ち主だが、彼女の歌がどうのこうのの議論はそんなに沸騰しないだろうと思われる。
 一見、彼女らはAKBと変わらない歌を歌っている(よく聴くと上手さがわかる)からだ。
 ウンジの歌唱力は”この子こんなに歌が上手かったんだ、知らなかった”と徐々に認知されていくことになるだろう。



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