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エンジン全開の練習映像

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「正直、競技は好きじゃない」キム・ヨナ 先行きは不透明

 去就が注目されていたバンクーバー冬季五輪フィギュアスケート女子金メダリスト、キム・ヨナ(韓国)が現役続行を表明した。「まだ引退という言葉を口にするときではない。今後は重圧なく競技を楽しむのが目標」と胸中を語った19歳。しかし、来季のプログラムや出場試合は未定で、先行きは不透明だ。

 シーズン終了後は韓国で約2カ月を過ごし、5月31日に練習拠点のカナダ・トロントへ出発した。聯合ニュースによると、10月に開幕するグランプリシリーズ出場の手続きは取っており、練習もすぐに再開する予定。ただ「うまく演技できる準備ができたかどうかで、出場するかを決める」と含みを持たせる。

 周囲に「正直、競技は好きじゃない」と漏らしたこともある。頂点に立った五輪後の世界選手権では、明らかに集中力を欠いた。競技の第一線に戻るには、心身の立て直しが不可欠だろう。

 五輪で敗れた浅田真央(中京大)は、新コーチは未定ながら、プログラムの振り付けなど来季に向けて始動している。二人のライバル物語の続編を目にする日は本当に来るのだろうか。 (共同)
[ 2010年06月02日 09:02

「正直、競技は好きじゃない」
 これは確かだいぶ前に言ったことだ。今はどうであろうか。そのままかもしれないし、心境に変化が萌していたりもするかもしれない。
 このニュース自体の中身は特段あたらしいわけじゃない。キムヨナ選手が、5月31日に練習拠点のカナダ・トロントへ出発した、ということだ。
 同じ家でも柱の立て方の違いで印象が変わるように、このニュースを読むとキムヨナ選手は結局、現役の続行は無理なんじゃないかと思えてくる。
 しかし、もうそんな感じではない気がする(故障を抱えていれば別だが)。先はわからないにせよ、やるだけはやってみようの体勢だと思う。
 トロントに入り、今頃は始動開始の準備に追われているだろう。そして、始まれば粛々と前へ進むだけだろう。
「遠くを見るより、目の前のことに全力をつくす」
 彼女の口からそういう言葉もよく出てきていた。そして、彼女の集中力はこの競技に合っているとオーサー・コーチも言っていた。別の専門家も、試合に臨む前もそんなに心拍数が上がっていかない彼女の冷静さを指摘していたりする。
 迷う時間の長さは、それだけ彼女の実直さを示している。やると決めれば、彼女は吹っ切ると思う。エンジン全開の練習映像を早く見たいものだ。
 
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