代々木公園野外ステージのMOMOLANDから
「MOMOLAND」、代々木での「BAAM」フリーライブに「RADIO FISH」登場…2019年ファンミ開催も発表
韓国9人組K-POPアーティスト「MOMOLAND(読み:モモランド)」が、11月7日(水)JAPAN 2nd SINGLE「BAAM」リリース記念フリーライブを東京・代々木公園野外ステージにて行った。
【動画】MOMOLAND「BAAM -Japanese ver.-」
会場には朝早くからたくさんのファンが詰めかけ、イベント開始時には約3000名の人で溢れかえっていた。大歓声の中「MOMOLAND」のメンバーが登場、1曲目は日本デビューシングル「BBoom BBoom -Japanese ver.-」、2曲目は当日発売されたシングル「BAAM -Japanese ver.-」を披露。
「MOMOLAND」、代々木での「BAAM」フリーライブに「RADIO FISH」登場…2019年ファンミ開催も発表
メンバーが日本語で挨拶した後、「RADIO FISH」が登場。最後は「MOMOLAND」と「RADIO FISH」による「BAAM -Japanese ver.-」のダンスを披露、最後にはメンバーより2019年2月11日に東京、2月13日(水)にファンミーティングが開催される事が発表された。
(K-POPニュースより)
ユーチューブで代々木公園野外ステージでのMOMOLANDを検索した。3000人も集まったらしいから、動画もたくさんアップされていると思っていた。だが、意外にも少ない。そのうち増えてくるかな…?
ちゃんと映した動画があるにはあるから当日の様子は窺えた。ゲストに「RADIO FISH」も姿を見せ、「BAAM -Japanese ver.-」で盛り上がりを見せたようである。
グループのムードメーカー兼ビジュアル担当のヨヌの姿がないのは
いささか寂しい。9人のうち1人いないだけなのにそれ以上寂しさを感じるのは動画を見てる自分だけなのか。会場ではどうだったのだろう。
掛け声も歓声も上がっているから賑やかさはある。本人たちも揃って笑顔を見せている。しかし、ヨヌの不在から漂ってくる寂しさは吹き飛ばすことができない。そんな印象である。
自分が感じるせいだけじゃないのでは…?
メンバーたちもメンバー全員でこれなかった無念さを抱えていたんじゃないだろうか。
今年の3月に初めて来た時の元気さと違って感じられるのが何となく気になる。
来年の2月には二回の予定でファンミを開催するらしい。
今更の話になるが、この夏に一度、ファンミをやっておきたかった気がする。
そしたら来年の2月は東京と大阪のコンサートをファンに報告できていただろう。
心配になるのはIZONEの登場と人気上昇によって、日本におけるKガールズの勢力図が一気に変わってきそうなことである。
MOMOLANDは「boom boom」と「BAAM」のヒットによって日本でも知名度を広げてきている。だが、固定ファンをたくさん掴んでいるイメージは乏しい。「boom boom」と「BAAM」のヒットで人気が膨らんで感じられるとした方が近く感じられる。
そういったぼんやり人気をファンミやコンサートでがっしり掴んでおきたかったところだが、IZONEの精力的な活動によってそのチャンスはだいぶ減ったかもしれない。
IZONEは彼女らにもっとも水の合う楽曲(La Vie en Rose)でデビューするのに成功した。いきなりクリーンヒットのスタートである。大きなヒットを飛ばさなくても成長していけそうなスキルとビジュアルを持っているガールズである。いずれはTWICEやBLACKPINK級に成るガールズがスタートダッシュに成功したのだ。
人気ガールズのコースを目の前にしていたMOMOLANDだが、IZONEの突風を受けてよろめいている構図が浮かんでくる。
IZONEの「La Vie en Rose」は繊細な歌声と緻密なパフォーマンスが持ち味の音楽である。その後にMOMOLANDの「boom boom」や「BAAM」のステージを見たら、元気はいいが子供っぽいパフォーマンスに感じられてきてしまう。
14歳の少女が謎めいた表情で後ろ手で誘いかけるようなパフォーマンスを行うのに、一方は19歳の娘が一粒で100メートルのような
元気、元気のパフォーマンスだ。飽きられるのはこっちの方が早そうである。
IZONEにそんなことやられてはMOMOLANDも負けてはいられないだろう。「boom boom」や「BAAM」の後に同種の音楽でカムバックは考えられない流れとなってきた。