雨の記号(rain symbol)

遠く捨てた祖国

2014-11-30 17:46:40

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アメリカの視聴者が好む韓国ドラマを調査！1位に選ばれたのは？

アメリカの視聴者がラブコメジャンルの韓国ドラマを好むことが調査で分かった。

韓国コンテンツ振興院が発表した「韓国ドラマのアメリカ市場消費者調査」によると、KBS 2TV「花より男子」(2009)がアメリカの視聴者たちが最も好む韓国ドラマに選ばれた。SBS「星から来たあなた」、SBS「シークレット・ガーデン」(2010)、MBC「コーヒープリンス1号店」(2007)、SBS「主君の太陽」(2013)がその後に続いた。

同調査によると、アメリカにいる韓国ドラマの視聴者たちはラブコメ(72％)を好み、「良いストーリー」(53％)と「好きな俳優」(34％)をドラマを選ぶ主な要因に挙げた。韓国ドラマの魅力ポイントとしては「優れたストーリー」(44％)と「良い演技」(20％)と答えた。

韓国ドラマを視聴する主なきっかけは、K-POPなど他の韓流コンテンツへの関心(34％)が最も大きかった。友達や家族など、知人からの口コミによる拡散も主な動機として挙げられた。主な視聴者の年齢層は10代後半～30代前半の女性で、回答者全体の75％を占めた。人種別には東洋人(29％)、白人(24％)、ヒスパニック・ラテン系(18.9％)順で、アフリカ系アメリカ人(9％)の方が韓国系アメリカ人(4.4％)より韓国ドラマを比較的に多く視聴することが分かった。

報告書は「アメリカ国内の韓国ドラマの視聴者が、どの人種でもバランス良く分布しており、普遍的なコンテンツとしての韓国ドラマの潜在性を確認できる」と評価した。

同調査は先月16日から31日まで、英語の字幕サービスを通じて韓国ドラマを視聴するアメリカの居住者2,304人を対象に行われた。
（エンタメニュースより）

　アメリカに住む人２３０４人を対象に行った調査とある。５００人や１０００人に比べ、実勢への精密度はかなり高いと思われる。

　それによると人種別に東洋人(29％)、白人(24％)、ヒスパニック・ラテン系(18.9％)順、アフリカ系アメリカ人(9％)の方が韓国系アメリカ人(4.4％)より韓国ドラマを比較的に多く視聴することが分かった、という。

　韓国系アメリカ人の韓国ドラマ視聴が(4.4％)と低いのはちょっと意外だった。もっと多くの者が見ていると思った（たとえば三分の一くらいの人が）
。
　韓国系アメリカ人は２００万以上の人口を抱えると思ったが、すると１０万人弱の人たちしか韓国ドラマを視聴していないことになる。このうち、韓国語版で見る人はどのくらいいるのであろう。ほとんどの人が字幕版で視聴し、韓国語版で見る人は２、３万人に留まるかもしれない計算だって出てきそうである。

　韓国ドラマの現代版を見ていると話の途中でアメリカに移住する人の話がそれなり出てくる。いろいろの事情でそうなるのだが、多くは豊かな生活の夢を追ってアメリカへ渡るようである。
　アメリカに渡った多くの人たちは生きるための生活にまみれ、祖国を省みる暇も見つけ出せないのでいるのだろうか。
　去る者は日々に疎し、という。近くでも戻る機会の少ない生まれ故郷のように、遠く捨てた祖国もまた日々に疎くなっていくのかもしれない。