酔い日は佳い日

日々の食卓、晩酌事情。by こたりん

旭川の酒と肴を愛でる

2015-01-16 | 酒風景
あまたある酒の肴の中で王道といえば
塩辛とか漬物とか、いわゆる塩漬けものが挙げられる。

塩分が唾液の分泌を促進し、唾液のアミノ成分等が酒の旨味と出合うから。
なんて言ってしまうと身も蓋もないが、それらを愛好する呑兵衛は多いと思う。

が、自分はたくさん食べたい方なので、それだけで呑み続けるということは滅多にないのだが
敢えて、塩辛を楽しみたいという時はある。

たとえばこんな・・・


街の料亭の人気商品。
旭川あたりでは函館や小樽の水産加工会社が製造している塩辛が多く出回っているが
これはまぎれもなく地元の味。
有り難く手に入ったのなら、それはそれとして味わうことに専念したい。

なぜ人気なのか、自ら味わい推測するに
ワタの量がとても多く、かつ塩控えめ。実にマイルド。
漁村のおばちゃんがささっと拵えてくれるような家庭的な味でもある。
けっして張り合っている訳じゃないが、うちのばあちゃん(故人)が漬けてもこんな味になる
そんな懐かしい味が皆の気持ちを惹きつけるような気がする。

へんな言い方をすれば、混ざりものがなく、いかにも日持ちしなさそうな感じが良い(笑)

昨夜はこれで呑むべく、地元の酒を買ってきた。


男山 生もと純米。
毎度困るのだが、この「もと」の文字、フォントが出てこないのだ(泣)

これをぬる燗で。少し酸味が立ってまったりとしたイカのワタに引けを取らない。
イカの塩辛に真摯に向き合う、そんな酒で良い晩酌となった。


あ、冷凍庫のサバも食べましたぜ。

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2 コメント

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Unknown (hisami)
2015-01-16 17:41:21
科学の物が入ってないのが
良いわよね~♪
身体に旨味と栄養が
混じり気無く染み込む~~~
アルコールも染み込んで~~~
堪らん♪
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>hisami様 (こたりん)
2015-01-17 09:19:22
塩辛は塩分も気になりますが
その禁断の味がまたやめられない(笑)
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