食べたくてしかたない犬。

逢いたくてしかたない、という唄があったな、確か。
しばらく歌ってないなあ、ひろみGo。ちなみに十八番はよろしく哀愁。

さて、わさび部長が食べたくて仕方ない、その様子がこれ。

バウムクーヘン。飼い主の大好物である（もちろん剥がしながら食べるのがお作法）。

いつだったか、外出から戻ってくると、部屋にバウムクーヘンの袋が散乱。
推理するに、ソファあたりに、この小袋がたしか４～５個入った袋を置いたまま出かけてしまったようで、わさび部長がご丁寧にも、中身を全部出して食べたと思われる。

コラー、お父ちゃんのオヤツを食べやがって！

と叱った、つい出た本音よりも、良識ある飼い主としては、犬には与えてはいけない脂や砂糖がたっぷりなものを、犬の手（足か）の届くところに置いて置いた責任は大きい。

わさび部長的には、夢のような美味しさだったと思う。それ以降は勘も働くようになり買ってきただけでも何やらそわそわ。袋には通気のための微細な穴もあるだろうから、分かっちゃうんだろうな。そこは犬。

わさび部長がすがってまで欲しがるので、ほんの、ほんの小さなかけらを一つ。飽き袋を与えると、ニオイをかいでうっとりしている。

日常はジャーキーも与えないほど節食しているし、チョコじゃないし、年に数回だし、その位はいいかという判断である。

あと、わさび部長が見ている前で食べるのはさすがに悪いなという気にもなるので、おやつは１コで終わる。これは助けられる。