HIBARIピアノ教室レッスン日記♪

ピアノのレッスン日記、その他ヒバリ先生が見聞きした音楽関係・芸術関係etcの日記。

発表会後 初レッスン・Mちゃん(小5)

2020年12月08日 | レッスン日記(小中高生)

Mちゃん(小5):

発表会が済んで、そのあとのレッスン1番乗りです。

「この間はお疲れさまー」と迎えます。

満足感いっぱいの顔で教室に入ってきたMちゃん。

ソロ曲「エリーゼのために」も、思い入れいっぱいで弾いた合奏「美女と野獣」も、最高の出来栄えでした。

新入の小さい後輩たちのために伴奏役を務めた「オキ・トゥキ・ウンガ(おふねにのって)」、「スヌーピーのハッピーダンス」も完璧な出来で、小さい子たちもみんな上手に弾けました。

「よかったね、全部最高だったね」

「はい!」

さあ、今日からはまた、通常のレッスンです。

「アルフレッド・ピアノライブラリー」から「サーカスマーチ」。これは半音階進行の練習です。

メロディーがけっこうややこしいので、次回はメロディーと伴奏と、部分的には別々でもよし、ということにしました。

「バーナム」は7thコードのアルペジオ(側転運動)の課題です。

16分音符の連続なので、Mちゃんは楽譜を見ただけで「うわー、難しい!」と恐れをなしています。

でも。

「よーく楽譜見てごらんよ。この最初の左手、この音は何なの?」

「えーと・・・レ、ファ♯、ラ、と・・・」

「そこまでで何のコード?」

Mちゃんはピアノで和音を弾いて見ます。

「D。」

「そう、Dだね。Dに、もう一つ音がついてるね。これをつけると?」

「レ、ファ♯、ラ、ド、だから・・・D7(ディーセブン)?!」

「そう。D7を分解して弾いてるだけでしょ?」

「あ、なーんだ。簡単だった」

MちゃんはアッサリとD7のアルペジオを弾き、続きの小節もG7、C7、とたちどころにコード分析して、簡単に課題を弾くことができたので、これを流れるようにかっこよく仕上げてきて、という宿題になりました。

Mちゃん、発表会のためにいっしょうけんめい練習した「美女と野獣」のキーボード伴奏のおかげで、コード奏がずいぶん堪能になったと思います。

コード分析ができるとクラシック曲を弾くのにも大変強みになるので、今後もますますコードを使いこなしていってもらいたいです。

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