優しいひと時

　日曜日・・・本来ならば寝坊の一つでもしたいものだが

　着替えをパッパと済ませ父の病院に向かう


　だが、今朝も母に先を越された


　毎日、毎日、それこそ無遅刻、無欠勤

　わが親ながら頭が下がる


　静かな、そして穏やかな一日を過ごす

　
　父も嬉しそうな笑みがこぼれる


　時間に追われバタバタすることが、日常である

　光陰矢のごとしとはよく言ったものだ

　しかし、日曜日の午前中、ここに来るとわたしは気持ちが安らぐ


　帰り道、神様がくれた　優しい時間の贈り物なのかな?　　と・・・

　自然とわたしも空を見上げ微笑んだ