ヒバリさんのつれづれ日誌

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継承

2012-12-26 16:14:00 | ノンジャンル
 突然の悲しい人との別れの知らせ…

 ヒロシマの生き字引だった
 
 漫画  はだしのゲンの作者の中沢啓治さんの訃報でした


 わたしとゲンの最初の出会いは中学校の図書館だったと記憶している

 思い返すと 今までの文字だけの(難い)反核文学とは異なり、頁をめくるごとに

 ゲンが身体を張って生き抜く姿勢にわたしは共感し そして深い感銘を受け

 気がつくと図書館にある全集を一気に読み上げた


 又作品の中、反戦を絶えず訴えかけ非国民と呼ばれ拘置所に入れられた父

 踏まれても麦のように逞しく生きろ と教えを受け、考えるに

 この力強い意志そのものが作者中沢さんの作品の礎になるのかと あの当時

 思ったものでした


 中沢さんは「人類にとって最高の宝は平和である」と申されてます


 現在中学二年生になる「元」君というお孫さんがいらっしゃるとか



 そうですね、ゲンは今も確実に生き続けていますよね


 わたしもゲンのような逞しい志を抱き

 自分流のカタチで継承していきたいと思っています