親愛なる、くそったれな自分へ

いままでとこれからの大したことない人生を文章にしてみようと思う。
頑張れない、続かない、くそったれな自分へ愛をこめて。

足りないものはなんだろうな?

2023-06-04 22:40:00 | 考え方

そんなこと考えてたらキリがない。
ほしいもの、足りないものばっかりなわたしです。



だいじなのは引き算だったりする。


でも、足し算より引き算の方が難しい。


そして、足すことより、引くことの方が勇気がいる。



世の中には足し算が溢れている。


ハンバーガーを買いに行ったら、
一緒にこちらのセットはいかがでしょうか?

洋服を買いに行ったら、
一緒にこちらのバッグや小物はどうでしょう?

通販で買い物してると、
あと〇〇〇円で送料無料です。

家を建てるとき、
床暖房を〇〇〇万円でつけられますよ。
それでも予算内に収まります!


ありとあらゆる手を使って、ついでに何かを買わせようとする。

いかに売上をプラスにするか、そこに命をかけている。


ビジネスですからね、当たり前なんですけど。


わざわざ自分から、金額を下げる、売上を下げるようなことは言いたくない。


いまはいらないと思います。
今回はやめておきましょう。


こんなこと、なかなか言えない。



ここでちょっと例え話。

A社は150万円の予算でシステム開発をお願いしたい。
どうせならと、A社は予算いっぱいいっぱいで、付けられるだけの機能をつけることにした。

これを前提として考えてみる。


B社の場合

もっと魅力的な機能をつけましょう!
あと10万円プラスでデザイン性をアップするのはどうでしょう?

なんて楽しい提案をたくさんされて、A社はノリノリに乗せられてプラス10万円するだろう。

実際出来上がってみると、全然使わない機能のオンパレード。
デザイン性を重視したことで、カッコよくはなったものの動きが遅い。

たぶん、もうB社にはお願いしないだろう。

そして、あそこはおすすめできないよ、と知り合いには言うかもしれない。


うん、これはよくあるパターンな気がします。


C社の場合

発注内容を確認しヒアリングを行う。

そして、A社にこう提案する。

この2つ機能はまだ必要ないと思いますよ。
逆にごちゃごちゃして、使いにくくなりそうです。
その分を引いて120万円でいかがでしょうか?

たぶんA社はびっくりする。
こっちが値引きするとこはあっても、C社からその提案をされるのは意外なはず。

しかし、説明を聞いて納得して、実際にそのシステムを導入してみる。

そこで使いやすさを実感したらどうだろう。

きっと、またC社に仕事をお願いしたくなる。

あるいは、知り合いに紹介してくれるかもしれない。



あくまでも例え話ですが、

目先の売上が下がっても、A社に寄り添った提案をしたC社の方が満足度は高いし、次に繋がる仕事をした感じがします。


もちろん、必要な機能を削ってはダメですが、余計なものを削ることは、相手の信用に繋がりそう。



全てに当てはまるわけではないですが、お金が関わることは安くなるとやっぱり嬉しい。


足し算が溢れている世の中だからこそ、引き算は上手に使えた方が良さそうですね。


お金に関わること以外にもいろいろ使えそう。









今日はこのへんで







明日、また




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