
さて、佐久センター組合員さんたちのお呼ばれに、いざ出発。高速使ってくんだし、どうせなら今まで見に行ったことのない“観光”をしようと、5時集合だけれども、午前中に出発。
目指すは南佐久にある“秘境駅”佐久広瀬駅。牛山隆信・栗原景『秘境駅Ⅱ』にも紹介されている小海線にある無人駅だ。
佐久インターを降りてから約1時間。141号線をひたすら走り、野辺山高原に行く「市場坂」も登ってく。ナビが頼りだけど、正直焦ったね。昨日タイヤ交換したばかりだから、雪が残ってたら断念するしかないもん。

坂を登りきったところで、左折。谷間に向けて下ってく。道路は結構広い。そこから駅に降りていく道は行き違いの出来ない細い道。上ってくる車がいたんで、道を譲る。
小海線への踏み切りのところで道は途切れてて、その手前に舗装された広いスペースがある。道の両側に2か所。私有地だと思ったけど、見渡すところ人家は2件が確認出来るだけで、たぶん駅の駐車用スペースじゃないかな。
安心して、車


車で駅まで来れるくらいだから、アクセスは悪くない。数百メートル歩けば、広瀬の集落があるから、まるっきりの秘境・・・ってわけじゃないけど、線路は一本、小さな駅舎に椅子が3つ。
線路を挟んで、田んぼと川。本当に何にもない。
幸い、天候も崩れてないし、プラットホームをのんびり歩く。駅舎の中は、こんな感じ↓。

のどかで、吹いてくる風が心地よい。途中のコンビニで買ったコーヒーを飲みながら、椅子に座って、しばらくぼ~っと

『秘境駅Ⅱ』によれば、ここは標高1073m。JRでは5番目に高い駅だそうだ。次の駅は信濃川上。その次は野辺山だ。
広瀬の集落から、川上小や川上中に通学する生徒はいるかもしれないけど、一日の乗り降りはかなり限られてるだろうねぇ。

さっき行き違ったおばさんは小海線の乗客だったのだろうか?車が運転できれば、わざわざここの駅を使う必要はないだろうし。わからん・・・
僕のような秘境駅マニア?まさかね。20分ほど立ち寄って、駅を後に・・・あとで考えたら、線路渡って反対側から駅舎撮れば良かったわ。
ううん、失敗失敗・・・。

時間にはまだ余裕がある。予定通り、南相木温泉“滝見の湯”に行くことにしよう。金曜日飲み会で、風呂に入れなかったからさぁ。
温泉の効能どうこうより、頭と体をすっきりさせたかったんよ。再び141号線に戻って、市場坂を下って、右折をすれば、南相木村への道路がある。よしよし、これは早くつきそうだ・・・と思ったんだけど・・・
