日日不穏日記gooブログ版

全頭検査は万能じゃない

 ずいぶん古い記事になってしまうんだけれども、森羅情報サービスの「BSEのステータス」を読んでいると、アメリカが国際獣疫事務局により、「リスクの管理された国」と認められたが、日本はいまだ認められていないのだという。全頭検査をやってる日本がダメで、やってないアメリカが何で!?って思うんだけれども、日本は特定危険部位(SRM)の除去が出来てないってことなんですね。

 BSEの有効な対策はSRMの除去と飼料規制。「「全頭検査」なんかに頼って、真面目な対策をとらないから、こういうことになります」という指摘はちゃんと受け止めなくちゃ。



 全頭検査はそれなりに意味があったとは思うんですよ。BSEパニックを収拾するのにはね。ただ、それが一時的な対策ではなくて、手段が目的化してしまって、他の面倒な対策を怠って、全頭検査の“形”だけを続けようとしていることは批判しなくっちゃいけない。市民団体や消費者団体が全頭検査堅持を掲げるのは、その辺のことをちゃんとわかってるのかいささか疑問。

 ただ、アメリカの食肉流通もいろいろ批判されていたわけで、そんなに目に見える改善がされたのかちょっとっ引っかかるんだけれどもyellow27

 閑話休題:フードサイエンスの記事でAERAのトンデモアンケートが槍玉に上がってる。正直読んでて腹が立つ。記事になったらキレるかもしれない・・・soppo

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「食の安全」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事