美術のことはよくわからないけど、東山魁夷は平山郁夫と並んで、現代日本画では、最も著名な画家の一人。この美術館が開館して20年近く、近くにあるってこともあって、年一回は必ず見に行ってるけど、今回はその集大成。
入館料は1300円とかなり高めなんだけど、他の美術館や個人収蔵のコレクションがかなり展示されてて、充実してる。
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いつになく混んでいて大盛況。初めて見るものも結構多かったので、展示品を収録した図録(2300円)を買う。ついでに昼も食べようかと思ったんだけど、カフェも満員。
結局、いつもの箱清水茶房に行って、ドライカレーとアイスコーヒー(950円)。いつも閑散としたここも結構混んでる。ここはウチの生協関係者が運営してる県内唯一(たぶん)のワーカーズ・コレクティヴだから、ぜひ成功して欲しいと思ってる。
身贔屓じゃなくて、ここで出されるコーヒーも、軽食類も間違いなく平均点以上。ドライカレーも手作り感があっておいしく頂く。
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昨日届いた栗原亨『ウソかマコトか!?恐怖の樹海都市伝説』読了。500円のコンビニで置かれるようなお手軽な作りだけど、数十回にも及ぶ樹海探索をした著者が、「コンパスが効かない」「樹海内部でお経を読む声が聞こえる」「落ち武者の霊がいる」などの49の“都市伝説”にまじめに答えるという内容で、その他、周囲の観光スポット、探索用装備、発見した死体の状況をレポートするなど、かなり本格的な内容になっている。05年に出た『樹海の歩き方』と内容がかなり重なる部分はあるんだけど、都市伝説の謎を解明という部分では、より踏み込んで書いてあるので、前著を読んでる読者も飽きない出来栄えになっている。これ一冊で一端の<樹海通>になること疑いなし!
関連サイト:廃墟Explorer外伝 「樹海Explorer&死体に誘われ隊」
樹海のおとしもの・・・遺体の画像あり・注意!