汗だくの日々は明日も続く

　夕方６時過ぎ、共済の加入説明をするためにエアコンの効いた居間に上がりこんで（玄関でいいって言ったんだけどな）、図々しくもDAKARAを飲んでいると、参議院選挙終盤の情勢なんぞをやっているTVが目に入る。記録的猛暑で俺らの配達も大変だけど、選挙は候補者もスタッフも大変だろうなあ。今週の担当者ニュースに１８年前にやった選挙のバイトのことを書いたけれども、他に開票立会人ということをやったことがあって、これは当日一日だけのお仕事。これは選挙の開票所にいてそれぞれの陣営ごとに集計された投票用紙を１００票ごとに確認して帯で綴じたものに割り印を押すというもの。「何だ判子を捺すだけか！」といえばさにあらず。こうして束にされた票はそれぞれの陣営の確定得票となるわけで任務は重大。どちらの票か判別できないような１票を「わが陣営の票だ」と取り合うなんてこともあるわけで、それゆえ、この仕事は第三者ではなく、それぞれの候補者陣営が推薦する人物が“利益代表”として選ばれるというわけ。こんな任務をなぜやったかといえば、そもそもこの選挙が現職の信任投票という性格のものでそれに対抗する陣営が人もカネも不足していて、泣き付かれてやむなくやったというのが眞相。約４時間、冬の冷え切った体育館で判子を押し続けもらったのが７０００円とサンドイッチとコーヒー牛乳でありました。さて一般に投票所で見かけるのは投票立会人ってヤツ。投票が適正に行われたか開票所で監視するのが仕事で公募する場合は「若い有権者に関心を持ってもらうため」３０歳までとか年齢の上限を決めているらしい。こんな暑い時にやるのは絶対ごめんだよな。選挙報道とともにここ数日の大きなニュースは球界再編問題。気になった記事にリンクを張っておく。二宮清純氏のコメント、少なくとも真っ当な認識を示している選手会の報告、傲慢不遜なオーナーの暴言。こんなヤツが責任も取らずに球界を支配しているんだぜ。冗談じゃないよ。