さて、昨日の生協の学習会「コープながの商品政策の"いろは"」に関する感想を簡単に書いておこう。これは先月に諏訪で一度開催されていて、これが2回目。講師は、コープネット事業連合 総合企画 政策推進担当次長の岩佐 透氏。
すでに諏訪の学習会については、サイトに報告がアップされているので、講師名などを伏せる必要もないだろう。肩書きだけでは、どういう仕事をしているかは分からないけれども、連合会の政策スタッフとして、それなりの肩書を持つ人物とみた。
40ページ弱の商品政策パンフレットをテキストに、生協の扱っている商品がどういうものであるのか、という“そもそも論”を学ぶって、内容だ。
昨日も書いたように、午前中は一般組合員も含めての公開学習会。そこに組合員スタッフや職員が多数参加していたのは、午後は、内部学習会という位置づけで、スタッフや職員が、もっと掘り下げて話をするって組み立てになってて、僕は“部外者”なので、公開部分のみに参加したってわけ。
まぁ、昔は生協って、無添加や無農薬を売り物に、<市販に比べて安全な食べ物>を扱うってのが売りだったわけね。子育て層の専業主婦相手に“商売”してたわけだから、ある程度尖った方針でやってきて、それで大きくなってきた。
今は、店舗もあるし、地域の3割くらいの世帯は加入してる。要求は多様だし、昔、危険だ危険だって言われてた添加物も、研究が進む中で、そんなことはないって分かってくる。
そうなると、普通のスーパーで扱ってる商品も当然扱うようになるし、生協の商品が特別良いってわけじゃないって話になるし、値段は割高、届くのは翌週。どこが良いんだって話になる。
はいはい・・・僕も営業でさんざん苦労したものだったわけですよ。ええ。
もちろん、小さな生協は、そんな方針じゃやっていけない。遺伝子組み換え反対、添加物排除、合成洗剤追放、石鹸を使いましょうって、市販といかに違うかって立ち位置でやって行く。もう、同じ“生協”とは言いつつも、真逆な方向に行くわけ。当然ね。
そんな中で、市販とそう違わない商品を扱っていても、生協で何が自慢出来んの?って話をしてくれなくちゃダメなわけ。連合会の偉い人なんだから。
ま、話を聞いてて思ったのは、そういう点では、この人全然ダメ。世の中の変化の中で、生協も変わって行かなくちゃいけないし、こういう理由で変わってきましたって話は出来ても、じゃあ、面倒で、多少高くても、生協の商品を買いたいって思うようなインセンティブ(動機づけ)を何一つ語れない。
後で、営業の職員から電話貰ったけど、「あんな話何の役にも立たない」って愚痴られたもん。
「COOP商品も、セブンやトップバリュに負けないように頑張ります」
あの、負けてるって正直に認めてどうするの。次長さん、一度、地域で営業してごらんよ。自分の言ってることがいかに空論かってのが、よく分かるから。
・休肝日(2)
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