風邪で引っくり返って3日目。今日はリハビリの付き添いの日。お袋には、無理だったらタクシーで行くからって言われたんだけど、朝の調子がまずまずだったので、病院へ行く。
リハビリの間に往復30分のツタヤまで、歩いてみる。まー無理だったら、途中で諦めるところだったんだけど、何とか辿り着き、昨日発売の「AERA」と鈴木智彦『潜入ルポ ヤクザの修羅場』(文春新書)を買い求める。
どーゆー組み合わせだ。
「AERA」の特集は、“放射能と食品”。まーこの手の記事なら、「ポスト」も「文春」もガンガン書いてるから、<煽り>だったら、そっちの方が読み応えはあるだろう。ただ、僕が「AERA」を選んだのは2ページの記事「食の安全と風評の間で」で、生協を含めた宅配事業、スーパー、外食産業、学校給食が取り上げられているからだ。
もちろん、2ページだから、内容は大したことはない。ただ、震災後に宅配事業の混乱が続いているのは、当初は、産地の被災や物流の影響だったけど、今直面してるのは、“放射能の影響”。
中国産冷凍餃子事件のあった時は、取り扱いのあった地域の拠点生協から、国産を差別化する生協や、宅配グループに組合員が流れた。生活クラブなどは、「COOP商品を一切取り扱っておりません」(プレスリリース)と高らかに宣言して、自分たちの優位性をアピールしたものだったが・・・。
今は、「産直」を売りにして、付加価値を謳ってきたことが、逆に自分の首を絞めている状態になってきてる。長年提携してきた産地を守るか、消費者に安全性を担保するとして、西日本から食材を調達するか、外国産に切り替えるか?
結局、そういう選択は、自分たちのアイデンティティを否定することになるから選択は不可能。どの宅配業者や生協も、国の暫定基準と異なる独自の基準を策定出来ずに苦闘してる。その中で、対応を見極めて、別の業者(生協)に乗り換える「宅配ジプシー」と呼ばれてる人が増えていると書いてある。
産地の風評を払拭したいのなら、検査結果を公表し、取り扱ってる根拠をきちんと情報提供すべき問題だけど、どの生協も宅配業者も、この問題に関する歯切れは悪い。
僕の考えは、大人なら、もうリスク承知で普通に買えよ。妊婦さんや子どもはともかく、大人はどうでもいいじゃない?どうせ先は長くないんだから・・・もう、そこは割り切りましょうよってこと。前にも書いたけどさ。
ただ、販売する側はそうは言えない・・・苦しいねー。暫定基準を設定してる国の信用自体が地に墜ちてるから。
コメント一覧
haikyotansaku
non
haikyotansaku
みねうちじゃ~
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