一昨日ういろうを作っていた時に、何だか変な音と共に、２８年の生涯を終えた。
嫁入り道具として、同じ会社に勤めていたKさんと共に、
会社の斡旋で購入し使い続けた東芝製のｵｰﾌﾞﾝ機能つき電子レンジ
結婚当初は夫の帰宅が深夜に及び、温める為に使っていた。
すぐに長女が生まれ、少しの離乳食を作る為、ミルクを温める為、と大忙し。
誕生ケーキも何度となく このオーブンで焼いた。
勿論お菓子（ｸｯｷｰ作りにと、家中の家電製品の中で一番の働きをしていた。
２８年間も！
本当に有難う。お疲れ様。
我が家の四半世紀を知っていてくれた。
楽しい時間を過ごす時も、
涙ながらにも料理をしたときも、
何も言わずに温めてくれた。
突然レンジが壊れると・・・とっても困った！
朝のご飯の温めからいかにレンジがないと不自由な生活か・・・。
まだ私が２０歳前頃は、このレンジが家庭に浸透していなかったと思う。
いつからだったのか・・。
姑の家を壊す時に持ち出していた小さなレンジが、倉庫に眠らせて合ったので
引っ張り出して、難を逃れた。
しかし、ｵｰﾌﾞﾝはない！
これから、冬。
暖かい焼き物がほしくなる季節、
今からどれを選ぼうか、楽しみつつ、このレンジに別れを告げる。
先ほど、一緒に買ったKさんにメールをした。
彼女は、もう３代目ですって！
ps・・レンジの始末って、リサイクル法で４０００円ほど支払い、家電店に持ち込んだり
処理施設に引取りを頼んだりすると思っていた。
最寄の市町村毎に違うとは思うが、
私の住む街は大型ごみとして１０００円くらい払って市が引き取ってくれるそうだ。
老夫婦だけの世帯だったら、こんな大きな物の処分は困るだろう。
