今の私にとって 医療機関とは 一番身近な存在となっている。
母の受診に関しても 総合病院、町のクリニックと
この夏から秋にかけても お世話になり続けている。
多くのドクターに接し 人柄の良さを垣間見たり、
横柄な態度のダクターに 患者として心を痛めたり。
この日下部羊さんは 現在は在宅医療を専門にされるお医者様でありながら
作家として 多くの小説を世に出しておられる。
「芥川症」「笑う名医」を読み 3冊目のこの著書。
癌患者の苦悩と担当医師の胸の内を描いた 苦しい程の作品だった。
様々な治療法が行われつつある癌治療でも、
医師と患者との想いは 立場が違うゆえに
意思を伝える手段においても 言葉足らずであったり
行き違いが起きる。
夫は肺癌手術を7年前に受け、当時の治療法はネットで調べ
主治医との話を理解する為 知識を得て診察に付き添った事を
思い出していた。
私が読み終えたら
夫が 面白そうだな! と、読み始めている。
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