竹ぼうき手のひらバランスです。改めて今これ流行らないのかな😅❓
ここまで骨格の話をする機会が多かったと思いますが、説明するのも難しくうまく伝わっているか疑問です。正しい骨格運動=キネティックチェーンコントロールで良いと思っていますが、キネティックチェーンについて説明していくと少し分かりやすくなるかなと思いました。
キネティックチェーンとは日本語では運動連鎖となります。ですから運動連鎖とは何かを説明していきます。
元々は機械工学の分野の言葉です。図のピンジョイントで連結している棒を考えてみてください。竹ぼうきのようになんとかバランスを保っていますが赤い棒のバランスが崩れると連鎖して崩れていきます。青い棒の倒れ方は図に示したようにいくつかの倒れ方のパターンがあると思いますが、いずれにしても倒れる時には他の棒にも影響しあって倒れていきます。上のように倒れるか下のように倒れるかは下の青い棒にどのような力が加わっているかによると思います。赤い棒の倒れ方に連動して青の棒も動いていく。これが運動連鎖と言って良いと思います。赤や青の棒を骨、ピンジョイントが関節と考えるとこの二つの構造が運動連鎖のための重要な構造になることがわかります。これをひとの関節運動で考えます。
人の骨格はもっともっと複雑ですからどのように、影響しあっていくかは難しいですね。もう一度ピンジョイントの棒に戻りますが上が正しい動き、下がダメな動きとすると上の動きにするためには赤が倒れる時に青にも何らかの力をかけないといけません。上のような倒れ方のために力の入れ方をコントロールすることがキネティックチェーンコントロールといいます。そう考えると正しい骨格運動=キネティックチェーンコントロールということも理解していただけるのではないでしょうか?実際には人の骨格運動で動く順番や、方向がおかしくなってしまっているのをある力を入れることで正しい方向に導いていきます。言葉では簡単ですが、より正しい骨格運動に導けるのはどこかを判断してどのような力の入れ方、動き方を指導していくかになりますので非常に難しい手法です。
どうでしょうか?少し分かりやすくなったでしょうか?
そんなの分かっている、しつこいと思われるのか? なるほど、分かりやすいと思われるのか? 皆さんの反応楽しみにしています。 それではまた。
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