オープニングディレクター・絵コンテ・演出・作画監督:高津幸央
原画:岡本真由美 竹腰充保
OP。
高津さんは自分が好きなゲームのOP結構手がけてますが、
ここまでグッときたOPは初めてかも。その手腕をゲームOPでも感じたいところであります。
スタッフのテロップをキャラクターの記号の代替にしてるのとか、
作品にテイストに合わせてるのも面白いし、
3Dモデリングのようにキャラクターの立体感を作っていたりと、
今までにない味もあって良かったなぁ。
何よりキャラクターを色々な角度で見せるのが新房渡辺テイスト強めで、
アップも可愛くてグッと来るなぁ、と。
ようやく自分も新房渡辺コンビのアニメを十分に楽しめるアニメがきたのがうれしかったな。
指のオバケがスゲーことになってる。竹内さん思い出すな。
http://d.hatena.ne.jp/takeshito/20070616
蜂へメタモルフォーゼするところはうまくいってるとは思えないけど、
中間の絵を入れようとしてる点は面白かったな。
崩しってどこか諸刃の剣って感じがするんで、
こういう絵を入れるのかって新鮮だったな。
炎っぽいエフェクト群、
キャラクターが弾けたところは内蔵が飛んでるかのようなグロテスクさがあったり、
炎を小さい火の集まりで見せてたりと楽しい。
水っぽく描かれてるイメージもあるし、水滴のイメージでもあるのか。
ステップに合わせて広がるエフェクトが派手派手で目を引きますね。
大きな動きをつけているようでフレームの中で動きが収束いったりと、
やや違和感を受けるような感もありますが。
最後に指さすところからエフェクトに変わって弾けていきながら音楽に合わせてキャラ見せて〆、
っていうのもカッコよくて良かったなぁ。
主題歌がキタエリだったのも個人的に馴染み易かった点かな。
ちなみに化だと羽川OPが好み。
どうでもいい話。
本編。
撫子とのやりとりも面白かったけど、神原とのやり取りが個人的にグッときたな。
暦がケータイ投げて神原がバスケットボールをキャッチするっていう、
会話のキャッチボールをそれぞれのキャラのイメージで繋げてるのが良かったというか。
神原の裸を前にするような感じで襖の奥にいるような暦のイメージとか。
おばあちゃんに見られて~の流れなんかは普通に笑える話だったし。
妹登場。
暦と接触して大ジャンプしてるあたりの空中捻りとかカッコイイ。
ちょっとはにかむような表情とかも可愛かった。
シャフト特有のTUでもアップになっていくに連れ、
表情の変化が見て取れるようになっていくのもGOODだったなぁ。
もう少しニヤっとする表情に行く間の絵とか欲しかった感もあるけど、
最後の頬ブラシの処理とかアップになって見えてくるのとかいいなって。
煙での場面転換とか。
ちょっとしたアクションでやたら煙というか破片飛ばすなぁ、
と思ったら阿部望さんが参加されてたり。
手のブラー処理とか目に残る感じですよね。
妹がブリッジ状態でカンフーっぽいアクション決めてるのとか、
ああいうのをかっこ良くやっててもうニヤニヤしっぱなしだった。
キャラクターが可愛いっていうのもあるけど、
この動かしてる感じっていうか見てるこっちに意識させるような感じがニヤニヤさせてくれる。
いやー楽しいシーンでした。
去り際まで同じ事やってて、一回転してからちょっと溜めてキャラ見せて、
元気なキャラっぷりを見せてくれてて惚れ惚れするなぁ。
逆立ちだったり最後の神原と暦とのやり取りだったり、
前話を踏まえていくなギャグも面白かったし、満足度の高い話数だったなぁ。
久々にシャフト作品を楽しんで見れそうな感があるので、
次回以降も楽しみです。
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