まだ未見で評判もいいし一気見するか!と思って見始めたら、
あまりにも素晴らしくて1話1話間を置きながら見ています。
OPのダンス、良いですねぇ。
色合いも良い。ちょっとラララランドを思い出す感じ。
あのラストのもしかしたら、という明るさを含んだ幸福感を続けているような感じにグッときます。
個人的に好きなカット。
個人的に好きなカット。
ちょっと不器用さを感じながらも相手と合わせながら踊る姿が愛らしく映りますね。
いやー、荒んだ心に栄養を与えてくれるこの感覚、並の作品では得られない良さがありますね。
特に引っ掛かりの多い2話。
花とカーテンの揺らぎに雰囲気があって、
こういう落ち着いた見せ方ができる余裕があるのがいいですね。
影の感じにやや暗い雰囲気。
影の感じにやや暗い雰囲気。
画の意味合いを感じさせてくれますね。
ネットでの対比。
舞台側へ行く主人公に対し、いつの間にか去って行く男子。
舞台の意味合いがよくわからなかったように、
ネットのこちら側、あちら側という意味合いや、ネット自体の意味など、
いろんなものを含む情報の錯綜に翻弄されるのが心地よい。
良い意味で読ませる混乱というかそういうのがあるのかな。
また京アニ作品を連想してしまう部分でもあるかもしれない。
西日の作る影による奥行き。
この辺の描写は個人的にはとらドラ!2話的なアイディアを感じてしまったかな。
西日の作る影による奥行き。
この辺の描写は個人的にはとらドラ!2話的なアイディアを感じてしまったかな。
手前の柱と奥の柱が重なるのを見せる。
なぜこんなカットをやる?という余白が雰囲気を作っていて非常に良いですね。
会話の中で何度も柱は重なる。
カメラが主人公たちを捉えながら。
同じ方向に進んでいる中で重なるものと、重ならないものがある。
主人公と彼は決して重ならないが、柱が示すように、いつかは、少しの間は重なるのかもしれない。
そんな瞬間が何度も何度も訪れるのかもしれない。
しかし、それは今じゃないという語り口が非常にクールに感じたなというか。
彼との別れ。後ろにはそれまで通ってきた柱。
彼との別れ。後ろにはそれまで通ってきた柱。
何かを抜けてきた。
そんな多くの背後にある何か、を予感させれる感じが良いですね。
背景をおざなりにしないところ、キャラクターの存在を支える場、
というのを色んな意味合いを含みながら見せるのに本当に痺れさせられる。
この感覚、久しく忘れておりました。
ネットのように複雑な四角いものはだんだん無くなり、
感情を見せたその場では、シンプルな壁が広がる。
たくさんのものがあるようでいて、極めてシンプルなもの。
そんな心情の奥行き、複雑さを絵にしているようなカット割、レイアウトにグッとくるという感。
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