脚本:村元克彦 絵コンテ・演出:門脇聡 作画監督:植野千世子
門脇さんの初絵コンテ・演出回。ハルヒなどでヤマカンのわがまま演出回に付き合って作監してたんで、その影響を強く感じる演出が見てて面白かった。エロイとこも目に付いたなー。フレームインさせるのも他の回ではこういうやり方してないし、目に付くところが多かった。手芝居で気になるところがあって原画で荒谷さんが。個人的に堀口さんなどの影響が強いのかな、と思う方もチラリと。19話みたいな作画がスタンダードになる日も実は近いのかもしれない。これは深読みすぎというか期待しすぎか。あとなんだかんだで脚本の村元さんの回はオリジナルの質が結構いいなと思う。どれも感傷的になってるしネタ率も高いんだけど印象はいい。
勝利のポーズ、キメ!が写真取る時のスタンダードだと思うんだ。冗談だけど。こなたのポーズがOPと違うんだけど、何のポーズだったか思い出せない!なんか悔しい。所詮はにわかということかー。個人的にOPでこなたが例のポーズところ好きだったり。
全体的にレイアウトが良かったな。冒頭のやり取りのところからBパートの京都まわりまで手が込んでいたように見えます。京都は流石地元、上手く作品世界に落としてましたね。バス内のレイアウトも目を引きました。19話でも思ったんですがレイアウトがいつもとちょっと変わるだけでシーンの印象がだいぶ違いますね。例えば19話のみゆきさんとつかさが廊下でしゃべってるところ。この辺挙げてる方がいたんで個人的な意見をちょろっと。19話は壁ぶち破ったようなカメラ位置の引いたカットで印象的でした。背景の生徒がメインキャラと同列に立っている、地面にうつってる影とらき☆すたでは珍しいカットではないでしょうか。
あと、かがみが手紙貰ってからの一連のシーンは凝ってましたね。AIRなんかで色彩がどうのとかウゼー、って思ってましたが銀閣寺のシーンとか見ててうれしかった。なんだかんだでらき☆すたを好きになってるのが少しムカつく。呆けてるかがみの表情の出した方が良かったな。引いたカットで頭振り。あと何気にこのアニメで回想シーン入ってるのが珍しいと思った。
どうでもいいけど、この出来事は少年にとって十年後ぐらいに黒歴史になってるんだろうなぁ。
らっきーちゃんねんはヤマカンの影響を受けてるのがよくわかる。ヤマカンが抜けたことが門脇さんの演出進出に一役買ったのではないかと邪推してしまう。本編のつかさの盗撮カットからして狙ってるなとニヤニヤ。ゆたかが校内彷徨ってるとことか、繰り返しっぽい構成も気になるところ。かがみの告白かも云々のとこはそれが生きていたように思います。らっきーちゃんねるは崩した白石も目に付きましたが、長回しでスタジオを破壊していくというのもなかなか大変そうなカットだなぁ、と思いました。しかし、一体どういうオチをつける気なんだろう、コレ(笑)
そして次回はついにこなたの母親ネタか!?気になって演出さんを調べたら高雄さんでした。
うーむ、予想はだいぶ外れたけど実に楽しみです。
どうでもいいですが、最後の方でこなたがかがみに電話してるところの壁に貼ってあるものが少し気になりました。
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