なんか今回は天井を背にする主人公のアオリとか目についた感じ。
丹生谷さんの回。
あざとすぎて見てて凄く好きだったんで元中二病でしたオチが地味にショック。
OPも毒気が抜けててこれもまたショック。正直OP変わったのがダメージ大きい。
特に最初のほうで六花を回り込みと日常風景を見せてる場面が好きだったので、
あそこが以前のように画面分割で見れないのが凄くショック。
ああいった日常風景を見せながら回りこみで強調される、
六花の黄昏感というか、六花が何を見つめているのか、
と思わされるところが画面分割での見せるOPの導入、キャラ紹介OPとして凄く印象的だったので、
アレだけは変えて欲しくなかった。
本当に、残念でならないです。
六花が変なことをするのを正面から見せてるためか、
必然的に止める主人公のポーズが限定されてきてるのかなという気が。
この辺は結構お約束的な風景なのかなーとも思いますが、
無意識に入れられてる感じなのかな。
本編冒頭のグラサンに眼帯の格好なんかもそうですが、
カッコ悪いことをそのままかっこ悪く丁寧にやっちゃうところが京アニ流なんかねぇ。
そういうところは意識的にやってるんでしょうけど、
主流じゃないことをやっちゃう辺りが天然ボケか何かに見える。
今回はナメで見せるようなレイアウトが多かった印象。
とりあえずナメで見せる、みたいな。
部室や勇太宅でお茶いれてる辺りとか、
横から部屋全体見せるような舞台というか、
平面的な感じがちょっとする画面なんかが印象的だったかなぁ、と。
かと思えば部屋全体を見せつつ手前でベッドなんかを見切らせて、
主人公たちに注目が行くようなラインを強調するような見せ方してたりとか。
今回はこういう感じっていうのがちょっと引っかかったかなぁ。
部屋が荒らされるっていうのは1話での保健室での暴れる主人公を思い出して、
そのバランスに違和感があるかな。
こういうことをやるなら1話でああいうことをやらない方が生々しく見えるし、
丹生谷さんのやってることがギャグなのかなんなのか見てて捉えて方が違ってくるような、
と思ったんだけど、その混乱というか、
キャラの崩れ加減を楽しませる場面だからやったのかなぁという印象。
まあそういうことを考えてしまうくらい、京アニは今までそういうのをやっていたよなという話。
勇太の淡い期待が飛散した風景。
アバンから天井を背にするようなアオリの画があって気になってたけど、
ここでその天井なんかで印象づけててあ恋の悩みというか丹生谷から受ける緊張が飛散した、
っていう位置づけだったのかなーと思ったり。
今回は丹生谷さんの鋭い視点を早いカット割で見せたりしてたけど、
ここで404をまた同じように見せたりしてて、
モリサマーさんの視点っていうのをこうやって印象付けてるのかなとも思ったり。
今回は使ってる他のシーン、モリサマーへの連想ゲームで使ってるフォントとか、
結構野暮ったい感じだったので、ここでの404のクールさがちょっと印象的に見えるかな、と。
デザインとしてもいい感じですし。
中二病はごっこ遊びなのかなという疑問が。
六花は演技を本気でやるっていうのを部活紹介でやってたけど、
この子はごっこ遊びの領域を出ていない感じ。
というかまんま子供じみてて、あまり中二臭さが見えてこない。
やっぱり彼女が本来いる教室での姿が見えないからかなぁ。
六花は割りと冷静に勇太と丹生谷のやり取りを見てるみたいだし。
その辺今後どう作用してくるんだろう。
アクションもキメでキャラのかっこ良さとか武器全体をゆっくり見せてくれないので、
その辺はもう少し味わってみたいかなーという感じ。
締まんない画面はやっぱ安っぽく見えちゃうよね、と。
しかしなぜみんな超重武器なのか。
ダークフレイムマスターは闇の炎使いなんやで!
脚本:花田十輝
絵コンテ・演出:河浪栄作
作画監督:引山佳代
河浪回。
引山さんとは今後も組んでいくのかな。
中二バトルは今までの中だと割りと楽しめた方かも。
今のところキャラクター紹介回が続くので話が動くのを期待したいかな。
またにはああいうキャラクターを楽しみたかったです。
コメディだからストーリー的なことは大目に見ますが、勇太には同情します。
別の面白さも出てくることを期待です。