カミナ像は倒された。カミナは必要とされていない。制作側からカミナは子供、はやく退場させる予定だったと聞いていたけど、ここにきてそのことについてじわじわ考えてしまう。カミナが必要でなくなってるというのは仲間達からも垣間見れるところがあると思う。例えばカミナになついていた黒の兄妹たちが他の男に取られてる現実とか。カミナを受け継いだはずのシモンに擦り寄っていっても別に不自然じゃないのだけれど、そういうところを見ているとカミナの思想は結局後になればなるほど忘れられていくもの、もしくは必要とされないものなんじゃないかと思えてくる。これはある意味カミナ好きに対する挑戦状でもあるんじゃないかなぁ。『君らまだアニキ最高とか言ってんの?ダセー』みたいな。シモンはそういうカミナの思想を超えなければならない。従来の熱血系アニメの主人公を乗り越えなければならない宿命があるんじゃないかなぁ、と思う。グレンは新しいロボットアニメの道を開拓できるのかどうかが問題なんじゃないかなぁ、とぼんやり思いました。
あとこれが男のアニメであるということを意識すると、アンチスパイラル側にニアという女性を代表として使ってるのには意味があるのかなぁ、と思えてくる。ドリルが男の道なら、それを阻むのは女だ!という図式になる。これは結構興味深いかもなぁ、と考えながら思った。
んで、まあその中間に当たるのがヨーコってやつで、ヨーコがカミナをどう受け止めてるのか、アンチスパイラルとどう対峙するのか、立ち回るのかがかなり重要になってくるんじゃないかなぁ、と思う。だからはやくヨーコでてこないかなぁ、とまあ、そんな話。あと人外のヴィラルも重要かな。その辺次回になんかありそうです。
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