絵コンテ・演出:北之原孝将 作画監督:堀口悠紀子
原画:大藤佐恵子 唐田洋 伊藤優一 内藤直 池田さやか 大橋勇吾 吉田梢
個人的にCLANNADでは一番の作画回でした。
CLANNADではそれほど目立っていなかった(いやかなり目立ってましたが)堀口さんがやってくれました。久々に堀口さんの作監回を堪能できたなー、という感じ。個人的には見てて面白かったです。次回予告で杏がかがみになってたので期待してたんですが、全般的に面白かった。特に渚と岡崎。
今回は堀口さんの特徴が隅々まで出てた気がします。
というか出していたという印象。らきすたとの兼ね合いなどで頭身がどうの、という話があったので、そのもどかしさを埋め尽くしていくような感じだったんじゃないかなぁ、と見てて思いました。とにかく自分の絵、動きで、という。今回残念だったのはアップとロングの差ですね。アップの整えられたキャラクターとロングとの兼ね合いがあまりできていなくてかなりアンバランス。これは京アニにしてもかなり珍しい回。ロングの多様は北之原さんがAIRなどでロングショットを語ってるのを聞いて行き着くところに行き着いた感を個人的に感じました。とにかく引きの絵を多用していたのはどう捉えたらよいのか・・・。しかし、岡崎と渚のそれぞれの両親とのやりとりなんかはよかったです。
間に面白い画が入ってて見てて楽しかったです。
ここまで飛ばしてるのって今までにも無かったですよね。影とか特徴出てます。
ちょっと飛ばしてるっぽい。でも、凄い丁寧。
Aパートの振り向きなんかも気になりましたが、Bパートはヤバイ。
岡崎に怯える女の子、男の子の足を回しながら立ち上がるところ、凄く良い。それと春原の部屋。春原がやけになって振り向くところと岡崎の動きがいい。ちょっとしたうなづき方などからジリジリとくる奥行きを感じる動きなど一々良かった。
岡崎が家庭訪問されてから一回逃げ出したところで腕を組んで考えてるところの1テンポ置くようなところは堀口さんらしいですね。ちょっと跳ねるような感じの動きというか。以前はまぶたなんかでよく見られた動きだったかと思います。その後の親父を見る岡崎の視線を追う渚も良かった。見てて熱くなりました。アンバランスになってしまったのが残念でしたが、堀口さんファンとしては申し分ない回だったのではないかと思います。
いやーしかし渚かわいかった。髪の感じがいつもと結構違いますね。
話としてはいつの間にか生徒会長になってしまっていた智代と、
岡崎が家を出るのくだりが少し急だったのでちょっとついていけない感じがしました。
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