流星、夜を切り裂いて ~FLY HIGH~ ver.2

米たにヨシトモファン 京アニに興味あり アニメ語りメイン

とらドラ! 20話 を語る

2009-02-19 02:25:33 | <とらドラ!>


拝む大河。
今回は今後の伏線っぽいのがコロコロと転がっていたような。
ここ、お願いしてるようにも見えるし、謝ってるようにも見える。
今回の話はこのように色々と見え方が違うであろう話、とも取れるような。

竜児の家に入り浸って~とか今更そこを突くのかよ、とツッコミたくもなる。
この辺、なぜ竜児がベランダ出てたか考えるだけでだいぶ情感が変わるような、とか。
夜のやり取りとか、非日常感が出てて、
告白というイベントの後遺症を感じさせてくれるなぁ、とドキドキしました。



こういうところで大河のドラマを想像させてくれるよなぁ。
大河のマンションと竜児のアパートを映してる辺り意識してるような。
この辺もこの作品としては非日常的な感じがするような。
学校へ向かう朝の雰囲気とか。音響的なとこかな。

そういえば、竜児って提出物関係に弱いのかな。
1話でも進路調査出してなかったりしてたし。



実乃梨との後にコレはキツイ。
実乃梨が来る辺り、1話の反復っぽくなってるのが気になる。
自動販売機に逃げた竜児と亜美ちゃんに逃避するクラスメイトの逃げ場はある意味同じ?
そして当人もいない。
そういえば、亜美ちゃん教室で生徒会長と同じ場所に座ってるような?
似てるのは容姿だけではなかったのか。

今回異質な感じが目立ってたり、実乃梨から逃げる竜児とか、
ちょっとドラマチック過ぎなんじゃないかなぁ、と思いましたがこの辺はいつも通りだった感じ。
確かに先生は必要なのかも。変わらないクラスメイトっていう雰囲気もあるのかなぁ。
どうでもいいけど、JC作品に出てくる先生は結構好印象受けることが多い。キミキスとか。



雰囲気作りとしては異質な印象はやっぱりしたんだよなぁ。
昇降口ではあまり見られなかったぶち抜きレイアウト使ってたりとか。
廊下でプレゼントを前に佇む竜児なんかを意識するといいのかなぁ、とか。



こういう感じで道が抜けていく感じのレイアウトが多かったような。廊下とか。

大河と竜児の下校してるとこ見てると、
実乃梨と大河が入れ替わったようにも感じる。親友ってか。
しかし、大河が変化を促してるのに対して実乃梨はずっとこのままがいいという。
実乃梨が両親のことについて指摘しても大河は両親を悪く言われたくないという。
お互い大事なトコで壁にぶつかり、焚きつけあってもその壁を突破できていない。
そういう脆いトコを知ってるからそこ親友なのかなぁ、とか思ったり。
竜児と大河の関係もそうだけど、学校での人の繋がりってなんなんだろうか、とか考えちゃう。
まあ、とらドラはその線引きの曖昧さが面白いと思ってるんだけど。

大河の態度があまり変わらないのって、
そういう曖昧さを破壊しようとしてるのを誤魔化してるからとも思えるけど、どうなんだろ。

マンションでの実乃梨と竜児のやり取り、なんだかなぁ。
竜児を褒める実乃梨だけど、色々入り乱れてる感じがして読みきれない。



この辺、亜美ちゃんを一番子供っぽく描いてるのが個人的に引っかかった。
まあ、亜美ちゃんが大怪我しないように忠告してるってことは、
自分も大怪我したくないってことであって。
前に進むことを前提として話が進んでるから、亜美ちゃんの停滞具合が逆に気になっちゃう。
でも亜美ちゃんは大河、実乃梨竜児に傷つけられているとも思えるし、それに耐えてるともいえるけど、前に進もうっていう今回のテーマは亜美ちゃんにたいしていつもより厳しい内容だったような気がする。

んで、実乃梨が大河のマンションにあまり行かない、というのも引っかかる。
じゃあ、なぜクリスマスに実乃梨は大河のトコに行ったのか?
色々ともったいぶらせてくれるよなぁ。

今回、ほとんどがどうでもいい話になってしまった感。
まあ、それもどうでもいい。
そういえば、彼ら学年上がればクラスがバラバラになることに自覚的、
ていうのも今回わかって良かった。

脚本:樋口達人
絵コンテ:山本秀世
演出:斎藤徳明
作画監督:山川宏治



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