紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

「虫刺され」「春彼岸」「桃開花」

2020年03月21日 | 田舎暮らし&家族

・・・・・家内が畑で虫に刺された・・・・・

先日、家内が畑仕事中、顔を虫に刺された。「前夜、薬を塗ったのに膨れが大きくなった」というので、顔をみたらポコッと腫れていた。

「畑で、どんな虫かわからんけど刺されてから痒かったので、指でかいた」とのことだった。

「それやったら、虫刺されよりも指からバイ菌が入ったかもわからんし、病院へ行った方がエエ」とすすめた。

もうチョット様子を見てからにすると言うので、とりあえず、傷口の中を殺菌するのに「ヨードチンキ」で手当てした。

しばらくすると、心配になったのか「病院に行ってくるわ」と。

病院から電話がかかってきた。何事かと思ったら、「虫の種類を聞かれたけど、わからんて答えた」「抗生物質と毒消しの点滴をしてもらうことになったので、遅くなる」と。

 

・・・・・小菊とスプレー菊・・・・・

春彼岸で、お坊さんが参ってくれる。仏さんの花がいくつか足らんという。

家内に処方された塗り薬は、外出するときは塗らないようにと言われている。早く治したいから塗らなアカン・・・ しかも「お岩さん」ほどではないが「小岩さん」みたいな顔やしと、自分が直売所へ花を買いに行くことにした。

「黄色の小菊」と言われていたが、「小菊」は見当たらず「スプレー菊」しか出荷されていなかった。まあエエかと、スプレー菊を買って帰った。

かつて、義母の手伝いで花問屋さんへ何度も行っていたので、「小菊」も「スプレー菊」も知っていた。ただ和菊と洋菊の違いは知っていたが、どちらも似たような花で、その違いまでは知らなかった。

家内に、「小菊」がなかったので「スプレー菊」を買ってきたと説明したら、OKが出た。違いを聞いた。いろいろ言ってくれたが、実物を照らし合わせながらでないと理解できなかった。

 

・・・・・お坊さんがお参りしてくれた・・・・・

お坊さんが仏さんに彼岸のお参りをしてくれた。

いつもどおり、お勤めが終わると「どう 一服させてもらおう」と言って軒下の縁台に座り、一緒に煙草をくゆらしながら雑談した。

お坊さんが檀家さんの研修バスツアーの話を切り出した。研修ツアーでは、お寺さんだけでなく、ホテルでのランチや観光地巡りも組み込む。

予約時、「有田」からというと先方はどこも迷惑そうな反応だったらしい。当時、「済生会有田病院」で院内コロナ感染がおこり、新聞やテレビで大々的に報じられた後だった。

その後、行事中止と決めたのでキャンセルの電話をしたら、様相が変わっていて懸命に引き止められたと言う。

マスコミは事実を報道するだけでなく、競うようにセンセーショナルに取り上げた。その影響だった。

「済生会有田病院」を「済生会病院」ならまだしも「有田病院」と地域名で言ったマスコミもあった。病院名が「済生会湯浅病院」という町名だったら、地域全体への影響が少なかったのかも知れない。

我が地域には、市・郡を包含する「有田」という地域名が入った病院がほかにもあり、勘違いする人もいた。

地域に「有田病院」って呼ぶ病院は存在しない。「それ、どこよ?」となる。当時、義母は「有田市立病院」に入院していたので、アチコチに心配をかけることになった。

そういう言い方が、風評被害を大きくするなんてことを彼らは配慮しないその結果、どれだけ、地域全体が精神的・経済的に迷惑を被ったことか。

「八ッ」と気づいた。

「お坊さん、はよ(早く)腰上げな、あとあとの檀家さん、まだかまだかと待ってくれてるで」と。

 

・・・・・桃の花が開花・・・・・

畑の桃の花が、数輪、開花していた。

自分は花よりも蕾が好き。ほんのりピンクの「ぼんぼり」がいい。

でも、桃は花桃と違って、着果してくれるかどうかにかかっている。

庭から向こうの山の山桜も見えた。

春彼岸、のんびりと過ごせそう。

 



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