8・20朝、象潟の宿泊ホテルを出発する。
(車窓から鳥海山を見る)
今日、初めて歩く異次元への迷路、かってない癒しの世界。
森へ入る前、これから歩く道路地図を見る。
(獅子が鼻湿原の地図)
観光案内人は、リュックに大きな熊除けの鈴を付けている。
これだけ多くの人が歩くから、熊のほうも恐れをなして近づかない。
「でも、もし出会ったら、くまの目を見てゆっくり後ずさりして、
充分な距離を得てから逃げ出しましょう」とガイドは語る。
杖が沢山掛けてある、必要な人はお持ちください、と書いてある。
そんなにアップダウンがあるのだろうか、心配になってきた。
(山へ入る道)
(山へ入る道2)
いよいよ、山の中へ入っていく。
鳥海山の中を巡って、80~100年かけて湧き出してくる水が、
流れとなって川になり、赤川と名づけられ、
これに架けられた橋を渡る。
湧き出る水の温度は、7~8℃、
冷蔵庫に冷やした水と変わりない。
山道を登ってきた観光客には、喉を潤すにもってこいの水であるが、
手が届かない。
(赤川の流れ)
(赤川に架けられた橋)
(赤川に架けられた橋2)
赤川に掛かる橋を渡ると、いよいよ山中に入る雰囲気で、
木道も登り勾配になり、
この辺りから奇形のブナの木が現れる。
そのようにガイドさんから説明を受ける。
(ガイドさんから説明を受ける観光客)
(ブナの木)
(奇形のブナの木)
(奇形のブナの木2)
(奇形のブナの木3)
(奇形のブナの木4)
(奇形のブナの木5)
ブナの木は、幹の根元から2m足らずのところにこぶが重なり合い、
そこから枝が幾重にも伸びている。
かって炭焼きが行われたこの地では、
積った雪の上に出ている幹を伐って利用していた。
それを繰り返すうちに、切り株がコブ状になったという。
(炭焼きかまど跡)
その木のコブが根元から2mも上にあるということは、
雪がその高さまで降り積もっていたと言うことに驚いた。
そんなに雪深いところで木を伐り、
炭を焼いた先人の苦労が思いやられる。
そして現代があることに感謝したい。
そして一段と高い所に大きな奇形のブナの木がある。
本日観光の目玉、「あがりこ大王」である。
(あがりこ大王)
アガリコとは薪や炭の材料にするために切られた枝の跡が、
こぶ状になったり変形して生長することなのだそうだ。
雪の重みで折れたりして自然にアガリコになることも有るが、
この森のアガリコは人の手によるものだ。
そいして、大王ということは、
この木がこの森の中で一番大きなブナの木であることだ。
ブナの一本の木が何トンもの水を蓄える、
水瓶(みずがめ)の役目をしている事も習った。
(車窓から鳥海山を見る)
今日、初めて歩く異次元への迷路、かってない癒しの世界。
森へ入る前、これから歩く道路地図を見る。
(獅子が鼻湿原の地図)
観光案内人は、リュックに大きな熊除けの鈴を付けている。
これだけ多くの人が歩くから、熊のほうも恐れをなして近づかない。
「でも、もし出会ったら、くまの目を見てゆっくり後ずさりして、
充分な距離を得てから逃げ出しましょう」とガイドは語る。
杖が沢山掛けてある、必要な人はお持ちください、と書いてある。
そんなにアップダウンがあるのだろうか、心配になってきた。
(山へ入る道)
(山へ入る道2)
いよいよ、山の中へ入っていく。
鳥海山の中を巡って、80~100年かけて湧き出してくる水が、
流れとなって川になり、赤川と名づけられ、
これに架けられた橋を渡る。
湧き出る水の温度は、7~8℃、
冷蔵庫に冷やした水と変わりない。
山道を登ってきた観光客には、喉を潤すにもってこいの水であるが、
手が届かない。
(赤川の流れ)
(赤川に架けられた橋)
(赤川に架けられた橋2)
赤川に掛かる橋を渡ると、いよいよ山中に入る雰囲気で、
木道も登り勾配になり、
この辺りから奇形のブナの木が現れる。
そのようにガイドさんから説明を受ける。
(ガイドさんから説明を受ける観光客)
(ブナの木)
(奇形のブナの木)
(奇形のブナの木2)
(奇形のブナの木3)
(奇形のブナの木4)
(奇形のブナの木5)
ブナの木は、幹の根元から2m足らずのところにこぶが重なり合い、
そこから枝が幾重にも伸びている。
かって炭焼きが行われたこの地では、
積った雪の上に出ている幹を伐って利用していた。
それを繰り返すうちに、切り株がコブ状になったという。
(炭焼きかまど跡)
その木のコブが根元から2mも上にあるということは、
雪がその高さまで降り積もっていたと言うことに驚いた。
そんなに雪深いところで木を伐り、
炭を焼いた先人の苦労が思いやられる。
そして現代があることに感謝したい。
そして一段と高い所に大きな奇形のブナの木がある。
本日観光の目玉、「あがりこ大王」である。
(あがりこ大王)
アガリコとは薪や炭の材料にするために切られた枝の跡が、
こぶ状になったり変形して生長することなのだそうだ。
雪の重みで折れたりして自然にアガリコになることも有るが、
この森のアガリコは人の手によるものだ。
そいして、大王ということは、
この木がこの森の中で一番大きなブナの木であることだ。
ブナの一本の木が何トンもの水を蓄える、
水瓶(みずがめ)の役目をしている事も習った。